【ars.kj】プレイボーイ(仮)【男主】 (ページ2)

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『二宮さん、よろしくお願いします』

ドラマの撮影終わりにマネージャーを探すと

見慣れない、少し年上の男性に声をかけられる

「はい？すみません、どなたですか？」

『あれ？聞いてないですかマネージャーだと

顔が割れてるんで

代わりのものがする事になったんですけど』

聞いてねぇな…

「すみませんね、伝達不足で」

『こちらこそすみません

事務所でいつもは放送局との交渉を行ってる

長島 Aです』

俳優してますって言われても違和感がないぐらい

綺麗な顔立ちで、ふと考えたのは

ｰｰｰプレイボーイｰｰｰ

いったい何人の人を泣かせてきたんだろうかなんて

『よろしくお願いしますね

さっそくですが、新しい住む所にお送りします

車の方まで付いてきてください』

まあ、本当にプレイボーイかどうかなんて

わかりっこないし、さして興味もない、

「たぶん…」

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『シートベルトの方お願いしますね』

長島さんの私物の車なのか、ふんわりといい香り

「長島さんっていい匂いですね」

『そうですかね？なんか、照れますね』

なんて言って軽く首をかく

意外とお茶目な態度で好感を持たなくもない

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