【ツイステ】そこのチビさん、ちょっと待った！！

12話 ページ15

このガキ凄い顔が整ってるなぁ




生意気じゃなければ100点なのに....ん？何様だって？




A様だよこのヤロー









てかさ、このガキ見ず知らずの人を前によく寝られるよなぁ





危機感ないのか？それとも女だからって舐めてんのか？



だったらその喧嘩買ってやろうじゃねぇか



あぁんん？




しまった.....口が悪いとゴンザレス山田に怒られてしまう





おほほほほほ、ごめんあそばせぇ






お、そろそろ日が沈みそうだなぁ....




って、やっべーーぞ




ラギーと、ラギーの家族に怒られちまう




まったく...あの家の人はみーんな過保護のカホコなんだから





急いで帰ろうと立ち上がった.....





待てよ......ガキを起こした方がいいんじゃないか？




よし、この優しい優しいA様が起こしてあげよう







『おーい君、そろそろ起きた方がいいんじゃない？』




ガキ「......ｽｰ」




『おーーーーーい、大丈夫ですかこのヤロー』




ガキ「.........」




『』





全然起きないじゃないか




どんだけ爆睡してんだコイツ





『ほら、起きなさい！！帰りたくても帰れないじゃないか！！』





そう言ってガキをブンブン揺らした。


ユサユサではない、ブンブンだ





ガキ「....ったく、うるせぇなぁ.....」




そう言ってやっと目を覚ました





目を擦る仕草が無駄に色っぽい





コイツ、小さいのにやりよるなぁ




将来がお姉さん心配だわぁ





『やっと起きたかぁ、そろそろ日が暮れるから、君も帰った方がいいんじゃないのか？』





ガキ「......ふんっ....」




ガキは素早く起き上がって、スタスタと歩いて行ってしまった






なんだアイツぅ、礼の一つもないのかい....けっ





1人になった私は、記憶を辿りにラギーの家へと歩いた

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