《限界メンバー》彼らと過ごす日々2

孤立　ar ページ3

※ヤンデレ表現注意

『今日も皆から避けられるんだ、私なにしちゃったんだろ。』

何もしてない筈なのに友人ですら私を避ける日常にはもううんざりしていた。

「Aはなんもしてないでしょ。避ける人の方がおかしいって」

私は悪くないと肯定するあろえに失笑することしか出来ない。

ねえ全部知ってるんだよって言ったらどうする？私だって流石に馬鹿じゃないもの。

こうなった原因は貴方だってこと、理解してるよ。

私の友好関係を断ち切り孤独にさせて自分だけは良い役を演じてる。

ついこの前までは仲のいい友達で良き理解者だったのに。いつ、何が貴方をここまで狂わせてしまったのか

貴方が虚ろな瞳を私に向ける度に逃げられないと悟ってるの、それすらも貴方は知っているのかもしれないけど。

大丈夫だと安心させてくれた笑顔も今ではなんとも感じないのは当たり前になっちゃってるから。
貴方が私を陥れる度にそうやって笑ってるんでしょ。

でもちゃんと愛してくれていることも分かってるんだ。分かってるからこそ憎みきれないの。

行き場の無い感情はずっと心の中に漂ってるんだけど見ない振りをし続けてる。それが最善策、そうやって言い聞かせることしか出来ない

今日も貴方は私の為に言葉を紡ぐ。周りには悪い噂を垂れ流し、私には擁護する優しい言葉を投げかけてくれる。

「大丈夫だよ、俺はAの隣にずっと居るから。安心しな？」

『ありがと、私あろえがいるから生きていけるよ』

全てを分かった上で受け入れている私はきっと貴方無しじゃ生きていけないんだと思う。

信じてるよ、あろえだけはずっと傍に居てくれるって

気付かない　tr→←煙の意味　gn

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