《限界メンバー》彼らと過ごす日々

ヤンデレになられてみた ページ10

重い重い気持ちはいつか狂気へと変化を遂げる。
彼からの愛はどんな形？


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「くそっ！！……っ、ごめん、俺はまた……」

貴方が少しでも反抗の素振りを見せると彼は自制が効かなくなり暴力を振るう。しかし彼との意思とは反しているのか意識が戻ると泣きながら謝ってくる。どうしても、そんな彼を貴方は憎めない。


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「A、今日はこれ着て。分かった？」

彼の命令通りのまま日々を過ごす。彼が決めた服で、彼が決めた行動をする。まるで人形のように。
焦点の合わない彼の目が映しているのは本当に貴方なのでしょうか？不安を抱え今日も彼の言いなりに


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「俺だけはずっとそばにいるよ、安心して。」

何もしていないはずなのに周りはみんな貴方から遠ざかっていく。みんなが貴方の陰口を囁く中彼だけは貴方のことをずっと気にかけてくれている。しかし貴方は知っている、彼が噂を広めた張本人だと。


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「あそこ楽しかったよね、あの時Aがね…」

テレビに映る観光地を指しながら知らない男は平然と話を進める。ここは一体何処で彼は誰？話したこともない筈の彼は貴方の全てを知っている。１日中誰の記憶にもない話を、淡々と聞かされている。


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「うぅ、ごめん…またやっちゃった……」

彼の腕から赤い血が床へと滴る。もう片方の手にはカッターを握っていてこちらを見ながら彼は謝る。少し離れるだけで傷が増えるので貴方は何処にも行けやしない。貴方を束縛するために彼はまた自傷を繰り返す


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「Aはずーっとここにいてくれるよね？」

いるも何も彼に繋がれた鎖のせいで逃げることなんて出来はしない。まるで大切なものを宝箱にしまうかのように彼は貴方を閉じ込める。彼の柔らかな笑みにいつか全て呑まれてしまいそうだ。


cn
「どうした？寂しかったかな？」

誰もいない部屋で彼の名前を呟くとすぐに扉が開いた。最初は普通に暮らしていた筈なのに彼が私の身の回りのことを全て済ませてベッドから動けなくなっていた。彼がいないと貴方はもう生きていけない




一応解説
ぐちさんは無意識で暴力
ぴょんさんは操り人形のように
あろさんは周りから孤立させるように
たらさんは思い込みが激しく妄想ばかり
やぱぱんは自傷で気を引いて
ごんかねは部屋に閉じ込めて
そめさんは過保護に世話することで依存させて

といった感じです。

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