《限界メンバー》彼らと過ごす日々

ヤンデレになってみた ページ9

彼のことが愛おしすぎるあまり、貴方の愛は暴走してしまった。誰の目にも触れないように部屋に閉じ込めた。彼はどう感じるのだろうか…？

gt
「な、なぁ…やめろよ…出してくれ……」

すっかり怯え切っている様子、顔は青ざめカタカタと震えている。貴方の目にはもう正気が宿っていないことを知ったから。もう前とは変わってしまった貴方から逃げることしか考えられないようだ。


gn
「A、こんなことやめよ？意味なんてないよ」

手錠をはめられている手を器用に動かし貴方の頬を包む。まだ希望があると信じている、こんなことをしなくたって彼は貴方を愛しているから。また前の様に笑い合える日々のために説得を繰り返す。


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「なんで鎖が必要なの？…ふーん、そっか」

その問いに君が居なくならないためだと伝えると素っ気なく返された。彼としてはこんなものが無くても出ていく訳がないと思っているから。愛している故に彼もまた壊れていく。


tr
「うん、だいじょうぶだよ。わかってる」

貴方の言葉の全てを肯定し大人しく部屋で待っている。しかしいつも何処か寂しげで、貴方を見るたびに戻った？と聞いてくる。それはきっと貴方が正気を取り戻して欲しいための言動。


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「なんで、こんなことするの…？」

どうやらまだ現状を理解出来ていないようだ。それも当たり前ではある、昨日まで普通に接していたのに突然閉じ込められてしまったのだから。彼が理解してしまった時、それは恐怖の始まり。


kn
「ねえ俺から離れないでよ、ほらこっち」

繋がれた鎖でガシャガシャと音を出し貴方を呼ぶ。この生活に慣れてきてしまったのか、はたまたこの状況は満更でもないのだろうか。笑い合う2人の目に光がないことだけが確かである。


cn
「俺も愛してるよ、だからこの鎖要らなくない？」

貴方が愛していると言えば普通に返してくれる。態度で示すことにより何処にも行かないと伝える為に。
きっと貴方が元通りになると信じて今日も貴方と対話する。彼は貴方のことを諦めたりはしないようだ。

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