《限界メンバー》彼らと過ごす日々

泣いてみた ページ26

仕事も人間関係も辛くなり気付けば涙がぽろぽろと零れ落ちていた。止めることすら出来ず部屋の隅に縮こまっていると彼が部屋に入ってきました

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「ど、どうした？！とりあえず落ち着けるか…？」

背中を撫でながら宥めます。呼吸も落ち着いてきたら何故泣いていたのかを聞いてきます。話してる間はずっと頷いて静かに聞き、話が終わると「気分転換でもするか！」と貴方をゲームに誘います。


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「俺Aの泣き顔より笑顔が好きだな」

頬に伝う涙を指で拭います。その言葉に慌てて笑顔を作ると溜息を吐かれます。「そういう笑顔は要らないの、心からのが好き」と言われて貴方が表情を崩せば彼も力が抜けたように笑いました。


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「聞くことだけでも出来るから、聞かせてほしい」

貴方の悩みを共有して欲しくてそう頼みます。溜め込む癖のある貴方が吐き出せるように、弱音を言うことを促します。その優しさにまた涙が込み上げると泣き止むまで隣で待ってくれます。


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「なんで1人になろうとするの！俺がいるでしょ」

1人で背負わせないようにと必死に慰めてくれます。好きな子に無理はさせたくなんかないから。彼に相談すればもしかしたら直ぐに解決しちゃうかも、何故なら彼は貴方のためにどんな行動でもしてのけるから。


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「辛かったら我慢しないで、うん、大丈夫」

無理に何もせずに泣いている貴方の手を握りながらずっと横に居てくれます。泣き疲れて眠ってしまった貴方をベッドに寝かせると彼も一緒に布団へ入ります。「今1人になったら辛いかなって思ったから」


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「俺の胸貸したげるよ。思い切り泣いていいから」

腕を広げ貴方を包み込みトントン、と背中を優しく叩きます。彼の優しさに甘えて全て吐き出しちゃうましょう、きっとスッキリしますよ。その後はきっと愚痴大会、どんな事でも一緒になって話してくれます。


cn
「Aはよく頑張ってたじゃん、俺は知ってるよ」

誰にも理解されなかった努力、しかし貴方の一番側で見守っていた彼はちゃんと気付いてくれていたようです。貴方の言動、そのこと全てに肯定と褒め言葉を送ってくれます。彼のお陰で心も軽くなりますね。

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