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委員会 gt ページ15

ランキングに載りました!皆さんありがとうございます!リクエスト等も募集してますので是非…
では引き続き本編をお楽しみください

※学パロです!ぐちさんが先輩で夢主が後輩です

放課後のチャイムが鳴り隣の校舎の3階の教室へ向かう。なぜかというと委員会のためだ。

私が所属したのは掲示委員、クラスで所望する人がおらずくじ引きで運が良いのか悪いのか私が当たってしまったというわけだ。

今日が初めての委員会活動の日、緊張で少し震える手で扉を開ける。

教室の中には生徒1人しかおらず先生はいないようだった。

「あー、えっと、1年生の人?」

ただ1人教室にいた生徒が話しかけてきた。口振りからするに先輩なのだろうか、威圧を感じるほど背が高く自然と見上げる形になる。

『はい、そうです。他の方々は?』

あまりに人がいない状況を不思議に思い質問をすると苦笑しながら説明をしてくれた。

「他の奴らはみんなサボリ。掲示委員ってほとんど先生達のパシリみたいなもんだからみんな嫌がるんだよな」

いっつも俺しかいないんだ、と笑いながら話す彼はとても真面目なのだろう。そんな人が嫌がる仕事を1人で続けてるんだから。

「そういや名前は?俺はぐちつぼ。2年だから俺のが先輩な!」

手を差し出し明るく自己紹介をする彼は先程とは打って変わって子供らしく見える。

『私はAです。よろしくお願いしますね、ぐちつぼさん』

差し出された手を握りそう呼ぶと彼は微妙そうに顔を顰める。コロコロと表情が変わる人だな。

「そのぐちつぼさんって呼び方はやめろ、距離感じるから。もっと気楽に呼んでくれ」

気楽、と言われても初対面の人に軽々しく渾名を付けられるほど私は外交的ではないのだが…

『…じゃあぐっちさん、でいいですか?』

無いに等しいセンスで何とか渾名を呼んでみる。
彼は満足したのかうんうんと頷いていた。

「よし!今から仕事内容説明するからついて来い!」


ニカッと悪戯っぽく笑う彼を見て少し心臓がドキリとしたのは気のせいだろうか。

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白いアスパラ - めちゃくちゃ好きです!需要しかない…続編更新楽しみです! (2020年5月29日 15時) (レス) id: 72a8b58e62 (このIDを非表示/違反報告)
伯爵(プロフ) - 逆音つらら@ちゃげっ娘。鬱紺色さん» そう言ってもらえて嬉しいです…!!この作品が完成したら続編を作ろうと思います! (2020年5月17日 4時) (レス) id: 3c3807f15d (このIDを非表示/違反報告)
逆音つらら@ちゃげっ娘。鬱紺色(プロフ) - 需要...需要しかないです...ください続編...()毎回毎回楽しませて頂いてるので、ぜひ、無理のない更新頻度でこれからも頑張ってください! (2020年5月17日 2時) (レス) id: 9e136fef77 (このIDを非表示/違反報告)
伯爵(プロフ) - 羅忌*ベルーガさん» ほ、ほんとですか?!ありがとうございます…!応援とても嬉しいです! (2020年5月17日 2時) (レス) id: 3c3807f15d (このIDを非表示/違反報告)
羅忌*ベルーガ(プロフ) - いつもほのぼの気分で読ませて頂いております!続編の事なのですが、私は需要あるなって思います!では、更新頑張ってください!! (2020年5月17日 1時) (レス) id: b3da06cea4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:伯爵 x他1人 | 作者ホームページ:今のところはありません  
作成日時:2020年4月23日 7時

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