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そういったのは30代半ばぐらいの女性。



ふふっと笑ってこちらを見つめている。




『...えっ...と...浮所、くんです。』




こういうのってあんまり、というか絶対に
聞かれちゃやばいやつでしょ?



ジャニーズオタク素人の私でもそれくらいは
わかるよ。




匂わせとか、熱愛とかファンの方に失礼だもん。




「あら!そうなの!?彼はあんまり女の子
連れてこないのよ。私は初めて見たかも
知れないわ!」


'とっても可愛い子わね'なんてお世辞を
言われ、照れたところでそのスタッフさん
が案内をしてくれることになった。




会場にはいると、セットとかそういうのが
すごすぎて、少しビックリした。



へえ、ジャニーズのコンサートめちゃくちゃ
手が込んでるんだ...。




「こちらです。」


スタッフさんが指したのは、1番前の列。



『え、え!?』



まさかの1番前なの!?




「うふふ、そんな見える所にいてほしいって
ことなのかしらね?」


'愛されてますね!'って笑って言ってくるけど、



『た、ただの友達です...!』




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設定タグ:美少年 , 浮所飛貴 , ジャニーズJr   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:カルボナーラ | 作成日時:2019年9月16日 18時

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