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side Hidaka
『___あの、』
意を決して振り返ったその時
パンッ!!
『...へ、』
目に飛び込んできたのはAちゃんが
その男にビンタをくらわした光景。
「...いい加減さぁ、うざいんだけど。」
電車の中だからそうとう見られてる、
いやこんなの電車じゃなくても見るけど!
「まず私好きな人いないし、その中でも
しつこい人嫌いなの、笹野くんなんて
1番論外だから。」
肩に回された腕を
「え、あ、」
「大体さ、何?笹野くん家の方向違うよね?
ここまでストーカーされたらさすがにきもい
んだけど。警察に言うけど、?」
超絶ストレートに言う彼女に周りの人の
目は点になっている。
多分、いや絶対俺の目も点状態だ
「...まだなんかある?ごめんね、目障りだから
離れてくれないかな、??」
無表情で言い放つ彼女に、友達も、あー...
とでも言いたそうな顔してる。
。
「...っ、あ、や、ごめん!俺帰らなきゃ!」
そいつは ははっ!と笑ってそのまま駅をおりた。
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カルボナーラ
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作者名:カルボナーラ | 作成日時:2019年9月16日 18時