・ ページ21
・
side Hidaka
...なんて会話があって、その'紫陽花の君'
が誰なのか気になってて...
'紫陽花の君'の話を聞いたちょっとあとかな。
電車の中でたまたま聞いたんだよね。
帰りの電車に乗り込んで
「...___A〜!」
...え、A...?
聞いたことのある名前に思わず
振り返れば、最寄り同じのあの女の子と
どこぞのお嬢様?って感じのふわふわした
感じの女の子。
「...うるさいよ朱里。ここ電車の中だから」
最寄りの子が注意したってことは...
え、あの子が'紫陽花の君'!?
「ちがうってばあ!ほら、また来たよってこと。」
友達が隣の車両を指さしてAちゃんの
裾を引っ張る。
「...っはあ?また?」
俺も彼女たちの目線と同じ方に目を向ける。
「...やっほーA!」
「...笹野くんここ電車の中なんだけど。」
えっ、え?なに?どういうこと?
見るからにチャラい男とあからさまに
嫌というオーラを出すAちゃん。
・
276人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「美少年」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:カルボナーラ | 作成日時:2019年9月16日 18時