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side Hidaka
ある朝、学校に行くと軽く人が集まってた。
『なに、どうしたの?』
「あ、浮所じゃん。おはよ。」
『あ、うん、おはよ。』
「なんかあいつ、'紫陽花の君'に
告白したらしいぜ。」
...紫陽花の君...?
『紫陽花の君ってなに?』
「え、おい浮所、紫陽花の君知らない
んだってよ!」
「は、逆にすげえな!」
「やっぱイケメンは違うわ〜笑」
『いや、紫陽花の君ってなんなの!笑』
「近くの高校の美少女だよ!雛形Aちゃん
って子なんだけど...」
「ばかだよな。フラレるの分かってて普通
告りたいとか思わねえわ俺は笑」
『えー、自信あったんじゃねえの?』
そう言うと は? って顔で俺を見る友達3人。
え、俺おかしいこと言った?
「何言ってんだよ浮所。雛形さん、
めっちゃ告られてるけど全部フッてんだよ!」
「しかも、'興味無い'ってフッてるんだろ?
えげつね〜美人怖っ!」
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作者名:カルボナーラ | 作成日時:2019年9月16日 18時