【3L可能募集企画】特殊隔離病棟へようこそ【無限募集】

続き(失踪病) ページ14

【失踪病】
主な症状:無意識の内に意識が遠のいてしまう
原因:逝きたいと強く思うこと
対処法:軽度→生きる意味を見つける 重度→不明
〈初期症状〉
１日推定2時間ほど、2回に渡って意識が遠のいてしまう症状が起こる。
そのうちはまだ死 ぬ程意識が遠のく訳ではない。
この場合は、生きる意味を見つければ治る。
〈中等症〉
1日4回ぐらい意識が遠のく症状(以下、症状とする)が起こる。
また、意識がなくなることに快楽を覚えてしまう患者もいる。
この場合は、直すには初期症状と同じような感じで治せるが、快楽を覚えてしまう患者がいる為、難易度が上がっている。
〈重症〉
症状が1日に何度も不定期に起こる。
治す方法は不明。
また、遠のく可能性が高くなり、症状が重くなる。
また、症状が重くなり、この状態で死に至る患者も数人。
〈末期症状〉
患者自身、もう生きることを諦めてしまった状態。
自’殺などを無意識の間にやってしまうようになる。
死 にたいが故に嫌われたく、偽りの自分を作ってしまう場合が多い。
また、患者曰く嫌われたい理由は誰にも悲しまれずに死 にたいだからだそう。
食事や飲料物を拒むようになる。
その為、なんとか点滴などを使用しないといけない。
また、点滴などを使用しようとすると暴走することもある為、慎重に点滴を眠っている間に使用するのが妥当だろう。
＜実験＞
実験内容:重症の患者に死にたいと思う理由を聞き出す(治療に使えるかもしれない為)
実験方法:対話

[以下、録音データを一部抜粋している。また、対話は壁越しにて行っている。]

[先生]:「何故死 にたいと思うように?」

[対象]:「絶望、の世界、なんて、生きたくありません。」

[先生]:「では、どうすれば絶望から出れると思いますか。」

[以下、問題がある行動故閲覧することができない。]


実験結果:生きることはつらいの一点張りであり、途中から暴走し出しており...これ以上は閲覧禁止である。
補遺:対話後、対象は何度も自’殺を試みていた。

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