さんびゃくにじゅうよん。 ページ7
side Akashi
明石 「＿＿＿＿で、見習いはんに避けられてると」
白夜 「そういうことです……」
あの後、「やる気出しますから(やるとは言っていない)」とか何とか色んな理由をこじ付けて主はんから話を聞き出した。
霊力の使い過ぎで熱出してしもうた見習いはんのお見舞いに行ったら何やらその場の流れでえらい恥ずかしい台詞を言ってしまったとかなんとか。
Aの予想は大半が当たってた訳ですなぁ、流石、女の勘は怖いわ。
明石 「それより、Aを手入れしてくれはったんは見習いはんやったんですか。」
白夜 「え、うんそうだよ。Aちゃんから聞かされなかったの？」
明石 「自分も主はんが六振りも手入れ出来んのは知ってますからおかしい思て聞いたんですよ？でもはぐらかされてしまいましてなぁ……なんでやろか。」
白夜 「咲ちゃんが言うな、って言ったのかな。」
明石 「それはどういう……？」
白夜 「明石は、咲ちゃんの手入れを受けたことがあるよね？」
明石 「あぁ、そういえばありましたな」
見習いはんの一度目の研修の時や。主はんの澄んだ霊力に慣れていた自分は、当時濁り切っていた見習いはんの霊力が流れ込んできたことに体が耐えられず、上手く動かせなかったことがあった。
Aや蛍丸、国俊の助けがあって何とか自我を保てたし、霊力を自分の神気で浄化することが出来たため、大事には至らなかった。
白夜 「咲ちゃんは、負い目を感じてたのかもしれないね。」
明石 「はぁ、負い目ですか。」
白夜 「咲ちゃんの霊力はもう綺麗になってて、彼女の霊力で手入れをしても、何の問題もない」
白夜 「けど、以前の咲ちゃんによる手入れを受けた明石は、彼女の手入れに関してあまり良く思ってないのかもしれない。そう感じたんじゃない？」
明石 「かといって、手入れしない訳にもいかない……」
白夜 「うん。そんなところだと思う。あくまでも、手入れしたのは俺、ってことにしたかったのかな。」
そう言って「不器用な子だな」と微笑んだ主はんのお顔は、今までに見たこともないくらい優しく、慈愛に満ち溢れてるものだった。
……いや、これもう恋してますやん。
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まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 華音さん» あれま……Σ（ﾟдﾟlll）すいませんありがとうございます！これからも何卒宜しくお願いします^m(._.)m (2020年5月25日 16時) (
レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - こんばんわ☆お久し振りです(*´∇｀*)先程最新話読ませて頂きました♪最後の方で誤字を発見致しました^^;刀剣女士ヒロインの名前を変換しているのに「名前さん」になっていたので^^;御報告致しますね☆それでは、これからも頑張って下さいませ（＾ν＾） (2020年5月24日 23時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 裕大@低浮上さん» 毎度毎度ありがとうございます！励みになっております……！更新頑張りますっ！ (2020年4月26日 21時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
裕大@低浮上(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからも楽しみにしています！頑張ってください！ (2020年4月26日 8時) (レス) id: c4236529ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士Ａ | 作成日時：2020年4月25日 21時
