さんびゃくにじゅうさん。 ページ6
side Akashi
朝餉の時間、Aに頼まれたのは、主はんに見習いはんと一体何があったのかを聞いて欲しいっていうもので。Aは非番であることを利用して見習いはんのとこに行くと言っていた。
ほんで近侍である自分が主はんに聞けと。なんや良いように利用されてるのは分かってるが、Aに頼まれるとどうしても断れない自分が居るのも正直なところ。
あの子はいつの間にあんな可愛らしいお願いの仕方を覚えてきはったんでしょ、ほんま悩みの種は尽きませんわ。
明石 「はぁ、つくづく自分はAに弱いですなあ……。なあ主はん、この症状、どないしたら治ると思いますか？」
白夜 「…………」
明石 「主はん？」
主はんのことやから「惚気はどうぞ他のところでやって下さい！そして仕事しろ！」とか言いはると思ったんですけど、その予想は大いに外れ、主はんは自分の問い掛けに返事すら返して来なかった。
場にシーンとした空気が流れる。
お互いに背を向けて座っている主はんと自分。振り返ると主はんの逞しい背中が見えるが……、
明石 「主はん手ぇ動いてないやないですか。」
それどころか、手も足も顔も動いてないように見える。流石に気味悪く思った自分は、主はんのお顔が見えるとこまで歩いていって、割と大きめな声で主はんに呼び掛けた。
「主はーん！！」と耳元で言うと、ビクンｯと大き過ぎるくらいに反応した主はん。目を大きく見開いて、驚いたような顔で自分を見つめた。
白夜 「ビックリさせんなよ明石ぃ……！」
明石 「ぇー、自分さっきから主はんのこと呼んでましたよ、主はんボーっとしてはったから気付かんかったんですか？」
白夜 「え、俺ぼーっとしてたの？」
明石 「自分以上にぼーっとしてはりましたよ。」
白夜 「そうかぁ、それはごめん……っておい自分以上にってなんだ」
明石 「あ、言うてしもた。」
白夜 「明石サン？」
明石 「…………」
白夜 「何事もなかったかの様に戻るんじゃない！」
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まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 華音さん» あれま……Σ（ﾟдﾟlll）すいませんありがとうございます！これからも何卒宜しくお願いします^m(._.)m (2020年5月25日 16時) (
レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - こんばんわ☆お久し振りです(*´∇｀*)先程最新話読ませて頂きました♪最後の方で誤字を発見致しました^^;刀剣女士ヒロインの名前を変換しているのに「名前さん」になっていたので^^;御報告致しますね☆それでは、これからも頑張って下さいませ（＾ν＾） (2020年5月24日 23時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 裕大@低浮上さん» 毎度毎度ありがとうございます！励みになっております……！更新頑張りますっ！ (2020年4月26日 21時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
裕大@低浮上(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからも楽しみにしています！頑張ってください！ (2020年4月26日 8時) (レス) id: c4236529ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士Ａ | 作成日時：2020年4月25日 21時
