さんびゃくごじゅういち。 ページ33
side ＿
「なっ____！？」
何が起きた、何処からか女の声が響いたかと思った次の瞬間には、大きな音と共に庭に居た時間遡行軍の大半が姿を消した。いや、灰となって消えていたのだ。
その理由というのも、本丸を囲むように設置されている塀の外から、刀剣男士たちが飛び出してきたからである。刀剣男士は油断しきっていた時間遡行軍たちをその勢いのまま蹴散らしていった。
いきなりのことで指示が出すことができず、こうしている間にも、どんどん数が削られていく。
はっ、と状況を全て理解したときには、庭に居たはずの時間遡行軍は全員が刀剣男士によって消滅させられていた。
小烏丸 「総大将はお主か？」
「ｯ____！」
キラン、と首に当てられた刀が月明かりに反射して光る。決して殺気を向けられている訳ではない(俺が人間だからだろうか)というのに、殺されてしまうのではという恐怖感に駆られる。
小烏丸 「もう一度問おう。総大将はお主か？」
小烏丸 「……答えぬか、まあ良い。我が子らを狙ったという事実はあの子が収めていたからな。」
あの子、というのは審神者のことだろうか。それとも見習いの女のことだろうか。いや、この際そんなことはどうでも良い。本丸の中に突撃していった奴らは、審神者の首を取ってきたのだろうか。審神者さえ殺すことが出来れば、俺たちの勝ち……！
小烏丸が自分の後ろにいることを良いことに、ニッと口角を上げる。しかし、事態はそう上手くいかなかった。
いや、最悪の結末だ____……、
今剣 「みなさーん！あるじさまはぶじですよー！」
乱 「もうっ！夜更かしは美容の天敵だっていうのにさ！」
太鼓鐘 「まあまあそう言うなよ！中々に派手な戦だったじゃねえか！」
短刀たちに連れられて現れたのは、傷一つ付いていない審神者。それは、俺たちの完全なる敗北を表していた。
「ｯここで死んでたまるか！」
審神者の無事を確認できたことで少し隙ができた小烏丸に、体当たりをかましながら逃げ出した。
目指すはワープゲート、そこさえ通ることが出来れば俺は帰れる____！！！
茅野 「っはあ、なんとか間に合いました！」
「……は？」
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まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 華音さん» あれま……Σ（ﾟдﾟlll）すいませんありがとうございます！これからも何卒宜しくお願いします^m(._.)m (2020年5月25日 16時) (
レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - こんばんわ☆お久し振りです(*´∇｀*)先程最新話読ませて頂きました♪最後の方で誤字を発見致しました^^;刀剣女士ヒロインの名前を変換しているのに「名前さん」になっていたので^^;御報告致しますね☆それでは、これからも頑張って下さいませ（＾ν＾） (2020年5月24日 23時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 裕大@低浮上さん» 毎度毎度ありがとうございます！励みになっております……！更新頑張りますっ！ (2020年4月26日 21時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
裕大@低浮上(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからも楽しみにしています！頑張ってください！ (2020年4月26日 8時) (レス) id: c4236529ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士Ａ | 作成日時：2020年4月25日 21時
