さんびゃくよんじゅうご。 ページ27
A 「そろそろ朝餉の時間ね。大広間に向かいましょ、咲さん。」
咲 「あっ、はい！」
数十分ほど談笑していると、少し離れたところから朝餉の準備が完了したことを伝えるのと、遅起きの人たちを起こすために駆け回る短刀や脇差の子たちの声が聞こえて来た。
それを合図にして、私とAさんは離れから出る。大広間に向かう途中、すれ違う子達が揃って「今日はいつもよりもお綺麗ですね！」なんてことを言ってくれるものだから、ついつい舞い上がってしまう。
小烏丸 「っおお、おはよう我が子よ。」
咲 「あ、すいませｯ……！」
A 「おはようございます、お父さま。」
咲 「おはよう、ございます」
大広間にたどり着いた丁度その時、忘れ物をしたのか大広間から小烏丸さんが小走りで出て来た。
小烏丸さん、私が一番苦手としている人だ。勿論、その原因は過去の私が犯した事件なんだけど、小烏丸さんの手入れをした以降、あまり関わることがなかったから疎遠な感じになっていた節はある。
Aさんともちょっと険悪な感じになっていた覚えがあるけれど、もうこの二人の間に流れる空気はほんわかとしたものになっていた。
それよりさっき、小烏丸さんと危うくぶつかりそうになった。な、なんと言われるんだろう……
小烏丸 「すまんな、少々忘れ物をしたものでな。ぶつかりそうになったであろう、怪我は無いか？」
咲 「えっ？」
咲 「あっいえ、無いです！こちらこそすみませんでした。」
小烏丸 「そうか、それなら良かった。おおそうだ、今日の朝餉にはふわふわ卵焼きがあるようだぞ。」
A 「あら、それは楽しみだわ！」
小烏丸 「我もすぐに戻ってこよう。子らに卵焼きを狙われるやもしれんからな。」
最後に冗談を投下したあと、小烏丸さんはスタスタと行ってしまった。Aさんももう此処に立ち止まる理由は無くなって、既に賑やかな大広間の中に入っていった。
そして取り残された私はというと____、
咲 「(え、あれ小烏丸さんだよね？本物の小烏丸さんだよね？ん？あれ？)」
急激な小烏丸さんの様子の変化に、未だ対応出来ないでいた。
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まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 華音さん» あれま……Σ（ﾟдﾟlll）すいませんありがとうございます！これからも何卒宜しくお願いします^m(._.)m (2020年5月25日 16時) (
レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - こんばんわ☆お久し振りです(*´∇｀*)先程最新話読ませて頂きました♪最後の方で誤字を発見致しました^^;刀剣女士ヒロインの名前を変換しているのに「名前さん」になっていたので^^;御報告致しますね☆それでは、これからも頑張って下さいませ（＾ν＾） (2020年5月24日 23時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 裕大@低浮上さん» 毎度毎度ありがとうございます！励みになっております……！更新頑張りますっ！ (2020年4月26日 21時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
裕大@低浮上(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからも楽しみにしています！頑張ってください！ (2020年4月26日 8時) (レス) id: c4236529ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士Ａ | 作成日時：2020年4月25日 21時
