さんびゃくよんじゅうよん。 ページ26
＊＊＊
A 「____出来たわ。」
咲 「……っわあ、これが私ですか？！」
Aさんが私の後ろに回る。その時真っ先に飛び込んできたのは、鏡に映る自分の顔。ふふん、と満足気に微笑んでいるAさんの姿も窺えた。
昨日、演練から帰って来て真っ先にAさんのお部屋に飛び込んだ私は、彼女に「可愛くなる方法を教えて下さい」と頼み込んだ。快く了承の返事を出してくれたAさんが、「早速明日メイクの練習をしましょう」と言ってくれたのだ。
そして今に至る。
まずは私に合うメイクを探すために、Aさんが私にメイクを施してくれた。昨夜から色んなメイクを考えて来てくれていたみたいで、今日はその中の一つを私の顔に当て嵌めた。
A 「やっぱり貴女には自然体を生かしたものが合うわね。素材が良いって言うのに、分厚い仮面をかぶったら勿体ないもの。」
咲 「肌が綺麗になってる……！」
A 「あら、でも肌にはあまり手は付けて無いわよ。毎日ちゃんとお手入れしてる証拠ね。清光くんが喜ぶわ。」
A 「今回使った道具とか順番とか、細かなポイントはこのノートに書いてあるわ。分からないところがあったら聞きにきてね。」
そう言って渡されたノート。“更に可愛くなっちゃおうノート”と表紙に綺麗な字で書かれている。パラパラとめくっていくと、メイクだけじゃなくてファッションや食事のことについてのことが載っていたりと、中々のボリュームだった。
昨日作り始めたとは思えないくらいの内容で、ちょっと、というか大分びっくりしている私を見て、Aさんがクスクスと笑った。
A 「あの後ね、女士会の面子で集まったの。それで咲さんのことを話したらね、皆も協力したい、って言ってくれて。四人で作ったのよ。」
咲 「そ、そうだったんですか？！」
A 「良いのよ、それで主さまのハートをぐっと掴んじゃいなさい！ぐっと！」
私なんかの為に尽力してくれているAさんたちのことを思うと、申し訳なくなる反面、物凄く嬉しかった。
身振り手振りを加えて勢いよく話すAさんを見て、自然と笑みが溢れて来た。
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まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 華音さん» あれま……Σ（ﾟдﾟlll）すいませんありがとうございます！これからも何卒宜しくお願いします^m(._.)m (2020年5月25日 16時) (
レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - こんばんわ☆お久し振りです(*´∇｀*)先程最新話読ませて頂きました♪最後の方で誤字を発見致しました^^;刀剣女士ヒロインの名前を変換しているのに「名前さん」になっていたので^^;御報告致しますね☆それでは、これからも頑張って下さいませ（＾ν＾） (2020年5月24日 23時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 裕大@低浮上さん» 毎度毎度ありがとうございます！励みになっております……！更新頑張りますっ！ (2020年4月26日 21時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
裕大@低浮上(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからも楽しみにしています！頑張ってください！ (2020年4月26日 8時) (レス) id: c4236529ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士Ａ | 作成日時：2020年4月25日 21時
