さんびゃくよんじゅうに。 ページ24
「……」
咲 「……」
何この気まずい状況は？？！！彼女に連れられてやって来たのは演練会場の隅にある、ちょっとした休憩スペース、ちょっとしたといっても最新設備が整っている、過ごしやすい場所になっている。
私たちはそこにあるベンチに隣り合うように座っている。しかし、彼女は何も話さないし、私は私で何で連れて来られたか分からなくて、話しかける勇気も生まれないわで静かな空気が流れていた。
白夜さんたちは何処で待ってるんだろう、私が理由で本丸に帰るのが遅くなってると思うと少し申し訳ない。
「ねえ、」
咲 「は、はい！」
「っふふ、そんなに驚かないでよ。ちょっと聞きたいことがあるんだけどさ。」
咲 「なんでしょうか……？」
「君、白夜のこと好きでしょ？」
咲 「っふぁい？！」
ななななな何を急に言い出すんだこの人は！白夜さんのことが好きかどうかなんて……まさかこれを聞くためだけに呼び出したのかな、いや、そんなことは無いと思う。もしかして、「私の白夜に近づかないで」とかそんな感じなのだろうか。
ぐるぐると考え込む私を他所に、「顔真っ赤」と目の前でケラケラ笑う彼女。やっぱりこうして近くで見ると顔が整っていることが分かる。
白夜さんもこんな感じの人が好きなのかな、それともAさんみたいなセクシーな感じが……？
「あぁそうそう、白夜とはただの同期だから。マウント取る気もないし、彼奴のこと好きとかも全くないから。」
咲 「ぁ、そう、なんですか。」
「で、君はどうなの？」
咲 「え、どうって……」
「もー、焦ったいなあ！貴女は白夜のことが好きですか！はいかいいえでどうぞ！」
咲 「は、はいっ！」
勢いに押されて言ってしまった……！やっぱりね、なんて言いながらによによしている彼女を精一杯睨み付けてから、恥ずかしさに両手で顔を覆う。
この人、苦手だ……！
「白夜のこと、宜しくね。」
咲 「え？」
「じゃあそろそろ行くよ。またね、咲さん。」
ヒラヒラと手を振りながら休憩スペースを後にした。あの人の名前すら聞けてないし、どういう人なのかも分からなかった。
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まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 華音さん» あれま……Σ（ﾟдﾟlll）すいませんありがとうございます！これからも何卒宜しくお願いします^m(._.)m (2020年5月25日 16時) (
レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - こんばんわ☆お久し振りです(*´∇｀*)先程最新話読ませて頂きました♪最後の方で誤字を発見致しました^^;刀剣女士ヒロインの名前を変換しているのに「名前さん」になっていたので^^;御報告致しますね☆それでは、これからも頑張って下さいませ（＾ν＾） (2020年5月24日 23時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 裕大@低浮上さん» 毎度毎度ありがとうございます！励みになっております……！更新頑張りますっ！ (2020年4月26日 21時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
裕大@低浮上(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからも楽しみにしています！頑張ってください！ (2020年4月26日 8時) (レス) id: c4236529ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士Ａ | 作成日時：2020年4月25日 21時
