さんびゃくさんじゅうはち。 ページ20
side Kunihana
翌日、朝餉の時間。私は朝餉の後すぐに長時間の遠征が予定されていたから、いつもよりも早く大広間に入って、同じ部隊の子たちと他の皆よりも先に朝餉を食べ始めていたのね。
お化粧とか洗顔とかする為にいつもより大分早起きだったから、ふあ、と沢山の欠伸をしながら朝餉を食べていた私。けれど次の瞬間、シャキンと目が一瞬にして覚めたわ。私の視界に入ってきた二人のお陰でね。
白夜 「おっ、おおおおはよう咲ちゃん！(な、なんかいつもよりも更に咲ちゃんが可愛く見える……)」
咲 「お、はようございますう！(なに、白夜さんが凄くカッコいい、いつものことだけど……！)」
A 「……え、もうくっついたの？」
いやそれは無いわね。
だって私と乱くん、清光くんが行動を起こしたのはつい昨日よ？流石にそんなすぐ手を出すなんて……主さまはそこまで欲に飢えてないわよ！多分。
“おはよう”の挨拶をするだけだというのに、必要以上に顔を真っ赤にしてお互いに挨拶を交わすお二人。それが済んだらそそくさと席に座っていたわ。
あの二人の間に流れる空気感から、きっと大広間に居た皆が察したわね。「あっ、此奴ら両想いだ」って感じに、だってほら、厨に居る燭台切さんなんて今からお赤飯作ろうとしてるもの。
浦島 「Aさーん、食べないの？」
A 「っは、ごめんなさい浦島くん。」
主さまと咲さんに視線を送っていたら手が止まっていたようで、隣に座っていた浦島くんが私の意識をこっちに戻してくれた。あともう少し残っていたお味噌汁を口の中に流し込んで、「ご馳走様でした」と箸を置いた。
浦島 「どしたの、ボーッとしてたよ？」
A 「あの二人を見てたのよ。」
浦島 「主さんと見習いさん？なーんか良い感じだね、あの二人！ウチの兄ちゃんたちもあんな感じにならないかな〜」
A 「……え。」
長曽根さんと蜂須賀さんがあんな感じになったら、それはそれでちょっと怖いというか、気味が悪いような気がするんだけど……。
私の困惑気味な視線には気付かず、浦島くんはにひひっと明るい笑みを浮かべていた。
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まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 華音さん» あれま……Σ（ﾟдﾟlll）すいませんありがとうございます！これからも何卒宜しくお願いします^m(._.)m (2020年5月25日 16時) (
レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - こんばんわ☆お久し振りです(*´∇｀*)先程最新話読ませて頂きました♪最後の方で誤字を発見致しました^^;刀剣女士ヒロインの名前を変換しているのに「名前さん」になっていたので^^;御報告致しますね☆それでは、これからも頑張って下さいませ（＾ν＾） (2020年5月24日 23時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 裕大@低浮上さん» 毎度毎度ありがとうございます！励みになっております……！更新頑張りますっ！ (2020年4月26日 21時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
裕大@低浮上(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからも楽しみにしています！頑張ってください！ (2020年4月26日 8時) (レス) id: c4236529ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士Ａ | 作成日時：2020年4月25日 21時
