さんびゃくさんじゅういち。 ページ14
side Kunihana
A 「すっごい見てたわね。」
清光 「うん、見てた。」
乱 「あれは見惚れてたよ、絶対！」
昼餉を食べ終えた私たちは、清光くんの部屋にお邪魔して、作戦会議をしていた。
え、何の作戦かって？そんなの主さまと咲さんをくっつける為の作戦よ。面子は白夜本丸女士会の咲さんを除いた四人、ただ、次郎さんはお酒を飲みに槍の部屋に行ってるので欠席。
私たちは三人で今後どういった方法を駆使してあの二人をくっ付けるかを割と真面目に考えている。
乱 「やっぱりまずは、二人に恋心を自覚させるところからだよね。」
清光 「そーね。やり方はどうする？」
A 「ヤキモチ焼かせてモヤモヤしてる所に私たちの誰かが『それが恋よっ！』的なことを言うのよ。」
乱 「ヤキモチ焼かせる方法はどうするの？」
乱くんの言葉に、揃ってうーんと頭を抱えた私たち。この本丸に居る女っていうと私か咲さんの二人、そうなると私がやるしかないんだけど、咲さんは私が国行と恋人関係にあることを知ってるし、あんまり意味を為さない気がするわ。誤解されたくないしね。
ヤキモチを焼かせるにしても、主さまと咲さんが互いの目の届く距離に居ないといけないし……、うぅ、良い案だと思ったんだけど、実行が難しそうだわ。
ぇーん、どうしましょう。と先が見えない未来に心打たれそうになる。振り出しに戻ってしまった会議、また頭を抱えたその時、乱くんが言った。
乱 「というかこの際、二人に直接聞いちゃえば？」
清光 「え」
A 「え」
乱 「二人とも鈍感なら、小細工なんか仕掛けずに直球で勝負した方が早いと思ったんだけど……」
清光 「いや天才じゃん」
A 「すっごくナイスな考えだわ、乱くん！」
二人して乱くんの肩にガッと手を置いて彼を褒めちぎる。わしゃわしゃと彼のさらさらな髪を撫で回すと、「もーやめてよー！」なんて言いながらも、乱くんは嬉しそうに笑った。
そしてそんな様子を部屋の外から眺めるのが、この部屋のもう一人の主である安定くん。
安定 「(タイミング失ったし……、てかほんと女子じゃん、彼処。)」
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まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 華音さん» あれま……Σ（ﾟдﾟlll）すいませんありがとうございます！これからも何卒宜しくお願いします^m(._.)m (2020年5月25日 16時) (
レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - こんばんわ☆お久し振りです(*´∇｀*)先程最新話読ませて頂きました♪最後の方で誤字を発見致しました^^;刀剣女士ヒロインの名前を変換しているのに「名前さん」になっていたので^^;御報告致しますね☆それでは、これからも頑張って下さいませ（＾ν＾） (2020年5月24日 23時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 裕大@低浮上さん» 毎度毎度ありがとうございます！励みになっております……！更新頑張りますっ！ (2020年4月26日 21時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
裕大@低浮上(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからも楽しみにしています！頑張ってください！ (2020年4月26日 8時) (レス) id: c4236529ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士Ａ | 作成日時：2020年4月25日 21時
