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にひゃくごじゅうご。 ページ17

side 白夜





白夜 「え、Aちゃんが居ない? 蛍丸や愛染も?」





 夕餉が終わり、皆がそろそろ風呂に行こうとしている時のことだった。短刀の皆が、Aちゃんを心配して部屋に戻っていた蛍丸や愛染を呼びに行ったら、部屋に誰も居なかったというのだ。

 日向が、蛍丸や愛染がAちゃんの居場所を聞いてきたというから、居なくなったAちゃんを探して、二人も何処かに行った、ということだろう。





白夜 「大丈夫、三人の神気は全部本丸内から感じるし、皆で手分けして探そう。」





 伝えてくれてありがとう、と短刀の子たちの頭を撫でて、俺は感じる神気を頼りに三人を探し本丸を駆け回った。一通り回ったけれど、

 三人は多分、同じ場所に居るんだと思う。本丸の中に一つだけ、複数の神気が固まっているような場所がある。





白夜 「三人が集まっている……いや、来派が集まってる……?」





 ピン、と俺の中のアンテナが反応した。三人は、明石のところにいるんだ。分かったならあとは行動するのみ、手入れ部屋は生憎ここから遠いが、そんなのは関係ない。


 全力ダッシュじゃ……!!!









白夜 「それにしても、仲の良いことで……。」





 走りながら、俺はそんな事を考えた。主である俺に止められていたとしても、明石のもとに向かったんだ。本来なら少しのお説教ものだが、こればかりは怒れないよなぁ……、





明石 「なんや心配かけてしもうたみたいですなぁ……。」

A 「ッ国行ぃぃ……!!」

愛染 「俺たちの保護者、心配かけすぎだろうがよぉぉ……!」

明石 「すんまへんなぁ。」

A 「ごめんねぇぇぇ……!」





 重傷だった明石は、本来眼が覚めるのにもっと時間がかかる筈なのだが、多分愛だとかなんだかの力で目が覚めたんだろうな……。
 手入れ部屋の入り口で、明石に抱きついてわんわん泣く皆の姿を見て、少しそっとしておこうと扉を閉めかけたその時、





蛍丸 「馬鹿ァッ!!!」

明石 「ブヘラァッ??!!」









 ……明石の手入れ時間が延びた瞬間だった。

にひゃくごじゅうろく。→←にひゃくごじゅうよん。



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まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 碓氷時雨さん» なんですって?! ごめんなさい即刻直します!!本当にありがとうございます!そしてすいません! (2020年2月8日 21時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
碓氷時雨(プロフ) - 「にひゃくろくじゅうに」の所で清光が清松になってますよ! (2020年2月8日 20時) (レス) id: d4ecd76fec (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 愛が止まらない人さん» ありがとうございます!応援して頂けると本当に力になります!頑張りますね! (2020年1月13日 16時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
愛が止まらない人(プロフ) - 続編おめでとうございます!!!!!頑張ってください!!!!! (2020年1月13日 10時) (レス) id: 9082f6abc2 (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 絵里奈さん» ありがとうございます!受験も作品も、若いからこそ出せる熱量で頑張っていきます!今作品でも何卒宜しくお願いしますね! (2020年1月13日 8時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A | 作成日時:2020年1月12日 21時

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