検索窓
今日:3 hit、昨日:20 hit、合計:54,716 hit

にひゃくろくじゅうろく。 ページ28

白夜 「ごめんな、ごめんな清光ううううぅぅぅ!!!」

清光 「主ぃ〜〜〜〜!!!」





 ひしっ、と抱き合う主さまと清光くん。うぅん、前の会話からすると感動する場面なんだろうけど、可愛く泣く清光くんとは対照的に、ぐっしゃぐしゃな顔をして大泣きする主さまの印象が強すぎてそれどころじゃない。

 思わず顔を背けてしまった。主さまは整ったお顔をされているけれど、号泣した時の顔はぶっちゃけ見るもんじゃないわね。





A 「それじゃあ私は失礼しますね。」





 世話の焼けちゃう主と初期刀くんに一礼して部屋を出ようとしたその時、「待って」と主さまに手を掴まれた。

 ふむ、まだ何かあったのかしら。





白夜 「Aちゃんにも、聞いて欲しい。」



















白夜 「これから皆にも言うつもりなんだけど、咲ちゃんの事について、今考えてることがあるんだ。


 まず、咲ちゃんには離れで暮らしてもらう。皆の疑いが完璧に晴れるまで、咲ちゃんの傍には、呪術とかの類に詳しいこんのすけ数匹に、気付かれないように見張ってもらう。入浴の時も、女の子のこんのすけに頼む予定だ。
 咲ちゃんが何か怪しい行動をした場合、俺、そして政府にすぐ情報が行くことになってる。



 茅野さんと複数回相談して、この案で行こうと政府とも話しがついた。これでどうかな?」




清光 「俺は、それで良いと思う。」





 清光くんがそう言って、主さまと清光くんの視線が私に集まる。

 咲は、正直に言うとまだ怖い。主さまの言うことを信じない訳ではないけれど、彼女が本当に更生しているのかはこの目で見たことがないから分からないし、術に詳しいというこんのすけ達も、その実力までは分からない。不安も、ある。




 ___それでも私は、人は変われるって信じてる。だから、









A 「賛成です。」

にひゃくろくじゅうなな。→←にひゃくろくじゅうご。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (47 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
778人がお気に入り
設定タグ:刀剣乱舞 , 刀剣女士 , 逆ハー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 碓氷時雨さん» なんですって?! ごめんなさい即刻直します!!本当にありがとうございます!そしてすいません! (2020年2月8日 21時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
碓氷時雨(プロフ) - 「にひゃくろくじゅうに」の所で清光が清松になってますよ! (2020年2月8日 20時) (レス) id: d4ecd76fec (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 愛が止まらない人さん» ありがとうございます!応援して頂けると本当に力になります!頑張りますね! (2020年1月13日 16時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
愛が止まらない人(プロフ) - 続編おめでとうございます!!!!!頑張ってください!!!!! (2020年1月13日 10時) (レス) id: 9082f6abc2 (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 絵里奈さん» ありがとうございます!受験も作品も、若いからこそ出せる熱量で頑張っていきます!今作品でも何卒宜しくお願いしますね! (2020年1月13日 8時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A | 作成日時:2020年1月12日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。