にひゃくにじゅうはち。 ページ30
A 「えと、私で良ければ一緒に行くけれど、お休み取れるかしら。」
明石 「！……その点は大丈夫や、主はんにもう言ってある。」
A 「あ、そうなのね。」
まさかのお誘いに、一瞬真顔で返事をしてしまったけれど、その後すぐ通常の思考回路に戻り了承の意を示した。
国行は嬉しそうに口角を少しだけ上げると、「それじゃあ土曜日な。」と私に言うと、部屋を出て行ってしまった。
A 「お出掛けに誘うのにあんなに恥ずかしがるなんて、どうしたのかしら。」
おかしな国行。と心の中で思うのと同時に、国行の可愛らしい一面を見れて、少し嬉しく思う私がいた。
・
乱 「どうだった明石さん！ 上手く誘えた？！」
明石 「取り敢えずは。」
乱 「よし、第一ミッションはクリア！ 次はそうだなぁ……あっ、デートプラン、考えよう！」
明石 「でえとぷらん？」
乱 「計画みたいなものだよ！ 何時に何処に行って何をするのかを考えるの！」
「ボクが全力でお手伝いするからね！」と乱くんが胸を叩いた。こういうことに置いて、彼が協力してくれるのは心底心強い。
自分は今日内番があることもあり、計画を考えるのは当番終了後に決定した。乱くんは今日非番らしく、自分が当番中も、そのぷらんとやらを考えてくれるらしい。
乱 「(明石さんとAさんは絶対にくっつけてやる……。そしてボクは二人の惚気話を聞くんだ！ ん〜っ、萌える！ じゃなくて、燃える！)」
明石 「(なんや乱くんやけに張り切ってはるなぁ……いや有難いけども。)」
自分一人だけでは、到底Aを手に入れる事は出来ない、ましてやAに思いを告げることも多分できん。
人間である主はんや、恋や愛といった類のものに詳しい乱くんが手を貸してくれたのは幸いだった。
まぁそれを持っても、Aは未だ自分の気持ちに気付いてはくれへんけど。
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まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - あかりさん» ありがとうございます、そう言って頂けると私の気合いメーターが一気に上がります。これからも頑張りますね！ (2019年12月30日 22時) (
レス) id: e544de2375 (このIDを非表示/違反報告)
あかり - すごく続き気になります！ (2019年12月28日 20時) (レス) id: fb50da1edf (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 絵里奈さん» ありがとうございます！国華は勿論、白夜さんに咲ちゃん、国行もガンガン行きますよっ！ (2019年11月18日 21時) (レス) id: e544de2375 (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 雪宮暦さん» ありがとうございます……！ここまで来れたのも皆様のお陰です！これからも頑張ります！ (2019年11月18日 21時) (レス) id: e544de2375 (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - ぴのさん» 有難うございます！まさかの白咲です！笑 これからも頑張ります！ (2019年11月18日 21時) (レス) id: e544de2375 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士Ａ | 作成日時：2019年11月17日 21時
