【刀剣乱舞】来派のお色気刀剣女士陸。 (ページ3)

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にひゃくいち。ページ3

あの騒動が収まり、平和な日常が続いていた。

　平和といっても、変わらず私たちは鍛錬を続けているし、時間遡行軍とも闘っているから、一般的な平和とは違うんだろうけど。

　今、本丸の季節は冬になっていて、夏に比べれば気温は低いんだけれど、天気が良くて、一生懸命畑仕事をしていると、少し汗が出てくる。

　前田くんが持ってきてくれたお茶を飲みながら、乱くんと雑談する。

　私と乱くんでお話しするときは、おすすめの化粧用品とか、良いしゃんぷーが合った、とか、こういう俳優さんが好きだ、とかを話しているんだけど、

　今日は突然、乱くんが、

乱「恋バナがしてみたいっ！」

　と言ったから、恋バナ……？(恋愛話の略であろう)をする事になった。

　恋愛、といわれても私は恋をしたことがないしあんまりピンと来ない。
てれびなどで恋愛どらまなるものは時々見るんだけど、未だ“好き”という感情がよく分からない。

　まぁ、理解するものじゃ無いかもしれないけど。

乱「Aさん前さ、蜻蛉切さんの男らしいところっていうか筋肉が好きって言ってたけど、今でも変わらないの？」

A 「そおね。蜻蛉切さんだけじゃなくて、山伏さんに岩融さん、ねねさん(祢々切丸)、巴さんに静さん、ガッシリした人たちは好きね。」

乱「(明石さんヒョロイもんなぁ……)それじゃあ、好きなタイプもそういう感じの人なの？」

A 「好きなたいぷ…………あまり無いわね。
　好きになった人が、わたしの好きなたいぷなんじゃないかしら。」

乱「なるほどね～……。」

　そこまで話したところで、私たちは千代さんに呼ばれ、畑にまた足を踏み入れた。

　あれが恋バナ……？
　私の心にはほんのちょっとしたモヤモヤが残っていて……_______。

　わたしお婆さんだから若い子がどう話してるのかちょっと分からないんだけれど、乱くんが満足そうに“うんうん”と頷いてるから、多分良かったのかな……？

　少し、ていうか大分分からないわ。