【刀剣乱舞】来派のお色気刀剣女士 伍。

ひゃくろくじゅういち。 ページ3

咲 「そこの槍！ この女連れて私のあと付いて来なさい！！！

＿＿＿＿鶴丸、この女を助けに来たやつみぃんなやっつけてね？
…………まさか通すなんてことはないわよねぇ？ そんなことしたら、この女の首、速攻で跳ねて上がるから。」

鶴丸 「っあぁ。分かった……。」



咲 「この事は髭切にも伝えてあるから、どうにかしようなんて考えないことね！

そこのあんた、鶴丸の縄を解きなさい。
んであんたはこの女の縄もっときつく縛りなさい！！ なんでこんな緩くしめたのよ！！！」




耳元でキーキー叫ばれると耳が死んじゃうわ。
なんてことくらい言えたら良いんだけど、私を物凄く申し訳なさそうに見つめる鶴丸さんを見て、言えなくなった。


『私は大丈夫よ』って、強がりでも、いえたらいいのに……。



私は大丈夫じゃない、怖い、死にたくない、助けてほしい、逃げたい、助かりたい。

そんな思いが頭と心をぐるぐるぐるぐる回ってる。必死で余裕ぶっこいてるけれど、本当は凄く怖い。






A 「(…………助けて、助けて国行)」









・









明石 「あぁ、すぐ助けにいったる。だから待っててな。」





きっと今頃、Aは必死に表情を崩さんと頑張ってると思う。


ほんとは怖くて泣きたい、今すぐ逃げたい、今すぐ助けに来てほしい。なんて、悲痛な叫び声をあげてるに違いない。



そんな危険な状態に長い時間させたらあかん。
それこそ精神が病んでしまうかもしれん。



時間はそこまでない。一刻も早くAを助け出す。

ほんでついでに皆であの女の顔一発ずつ殴る。









明石 「おぉおぉ、わんさか出てきおったわ。ほんならまず、こいつら蹴散らしましょかァ？！」

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