ひゃくななじゅうよん。 ページ16
愛染 「っはあ……、はあ……おらああああッ!!!」
鶴丸 「攻撃が単調になってきてるぞ、愛染。」
愛染 「クッソ……!」
長谷部 「愛染!」
愛染の腕を掴み薙ぎ払う鶴丸。
鶴丸の表情は余裕で満ちているのに対し、愛染と長谷部は、焦りと疲労で満ち満ちていた。
やはり堕ちた刀剣男士の威力は計り知れん。長谷部も愛染もとうに中傷になっていた。鶴丸は刀装が少し剥がれたくらいか、または無傷か。
そう思ってしまうほど、力の差は歴然だった。
二振は疑問を感じていた。愛染も長谷部も極めてしばらく経つ刀剣で、いくら堕ちた影響で力が強まっているからと言って、普通ここまでの戦力差がでるだろうか。
そしてそれは、髭切と対峙している膝丸たちも思っていた事だった。
自分たちは満身創痍であるのにも関わらず、鶴丸国永はピンピンしているし、そしねそれは恐らく、自分たちよりも長く闘っている膝丸たちの所でも同じであろう。
現に、膝丸たちのところでは____
髭切 「弟、今剣も小狐丸も気を失ってしまったみたいだけど、どうするつもりだい?」
膝丸 「ッ____。」
髭切 「弟もボロボロだし、君たちの勝ち目は無いんじゃないかな?」
膝丸 「さぁ……、それはどうかな。」
髭切 「へぇ、刀を握る力はあるんだね。」
そして、高速槍が出現し一気に不利となった乱や博多、にっかり青江は____
乱 「ッ、いつも、こんなに速かったっけ?!」
にっかり 「分からない。けれど、打撃がいつもの倍以上はあるよ!」
博多 「っ数も減っとらん……!」
にっかり 「僕が高速槍を担当しよう! 君たちは周りの敵をお願いできるかな?」
乱 「そんな! にっかりさん一人なんて__」
にっかり 「心配しなくても、いつも通り笑って蹴散らすよ。」
各所各所で的に追い詰められ、後戻りも、先へ進むこともできないところまで、自分たちは追いやられてしまったのだ。
そんな状況下でも、自分たちがやることは一つしかない。
主のため、歴史のため……?
ちがう、自分が戦い続ける理由、それは
仲間を、助けるため
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まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 愛が止まらない人さん» ありがとうございます!なんとか終われて安心しています!これからも精進して行きますので、何卒宜しくお願いします! (2019年11月17日 21時) (レス) id: e544de2375 (このIDを非表示/違反報告)
愛が止まらない人(プロフ) - 続編おめでとうございます…!咲ちゃんの恋が仄めかされてめちゃめちゃニヤニヤしてますwww(お相手は何となく予想してますが、夢主ちゃんだったら面白そうですね)これからも楽しみにしてます! (2019年11月17日 18時) (レス) id: 9082f6abc2 (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - これからも応援お願いしますね……むふふふ。 (2019年11月11日 21時) (レス) id: e544de2375 (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 暁さん» むふふふ……どうですかねぇ、おちますかねぇ……うふふふ。 (2019年11月11日 21時) (レス) id: e544de2375 (このIDを非表示/違反報告)
暁 - こうして、見習いちゃんは 恋におちていくんですね!! 私わかりますよ!作者さん!! これからも応援してますよっ! (2019年11月11日 0時) (レス) id: f3a52100c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A | 作成日時:2019年9月23日 22時