【刀剣乱舞】来派のお色気刀剣女士参。 (ページ35)

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ひゃくじゅうよん。ページ35

燭台切「えぇっ？！明石さんが動けない？！」

A 「そうなんです、多少回復はしたみたいなんですけど…………。」

蛍丸「だから、ぇと、今日だけ！部屋で食べちゃ駄目、ですか……。」

愛染「食器の片付けとか、勿論国行の分もするから、お願いします！」

蛍と国俊のお願いを聞いて、顔を見合わせた燭台切さんと歌仙さん。

「食事は皆と食べる」が基本のこの本丸。やっぱり、駄目なのかしら……。

歌仙「まぁ、そういうことなら致し方ないね。主には僕の方から言っておくよ。」

蛍丸「……ッ！ほんと？！」

燭台切「お料理運ぶ時、零さないよう気を付けてね。」

愛染「ッああ！ぜーったい汚さねえ！」

不安そうな顔からぱあっと明るい顔になった２人。

もう一度燭台切さんと歌仙さんに頭を下げてお礼を言った。
実は、前にもこういう事があったみたいで、お二人とも最初から了承するつもりで居たらしい。

そんな事とは知らず、蛍と国俊は「少しでも溢したら切腹だー！」などと嘘かまことかは知らないけれど、言い合っている。

今日が皆で取り分ける系のものじゃなくて良かったとつくづく思う。

私が自分のと国行のを２つ持ち、蛍と国俊は自分のものを必死に運んでいる。
可愛い。

途中途中扉を開けてもらいながら辿り着いた来派の部屋。

中に入ると、上半身だけを起こした状態で、国行が待っていた。

蛍丸「俺たちもここで食べる！」

明石「すまんなぁ、自分のために……」

愛染「気にすんな！俺たちがしたくてしてる事なんだから」

２人は一旦食器を置くと、部屋に置いてある長机を持ってきた。
机を置くと、２人は食器を並べ、あっという間に準備は終わった。

愛染「じゃー食べようぜ！」

蛍丸「俺が掛け声やる！手を合わせて、いただきます！」

「「「いただきます！！」」」

カラン、と箸が落ちた。