さんびゃくろくじゅうご。 ページ8
side Akashi
一期 「おや？古今さんから電話が……」
自分と一期はんの二人で賑やかな街を見回っていた時のこと、主はんから頂いた端末がヴー、ヴー、と振動した。
この時代、こんな機械は作られてない、もし誰かに見られたりでもしたらそれこそ歴史改変になってしまう可能性があるということで、人気のない路地に入って、一期はんの端末を覗き込んだ。
あぁ、古今さんいうのは数ヶ月前お仲間に加わった古今伝授の太刀言う人で、なんや歌仙はんの古いお知り合いやそう。
普段から大人しいお人で、それこそ風流とか趣、とかが似合うような人、刀剣……そんな風に自分は思ってる。
確か古今はんはAと一緒に行動してた筈やけど……、
一期 「此方一期一振。どうなさいましたか？」
古今 『緊急事態です！A国華の姿が何処にも見当たらないのです！』
一期 「A殿がですか？！分かりました、私たちも手を貸しましょう、場所は何処ですか？」
自分は古今はんとAがおったという山の場所を聞き終わった瞬間に走り出した。町を通っていくとどうしても人通りが多くて目立つ、自分は町とは反対方向、人が通らない道を全力で走った。
古今はんが言ってたのはこの道をずーっと真っ直ぐ行ったとこにある小さな山。まさかAがそんな山で迷うとは思えん、なら敵の仕業か？いやでもこの時代の敵は言うほど強い訳やない、Aはもう練度も最大に達してるし、一年以上人の体にも付き合って来た。そこら辺の雑魚共に負けるわけあらへん。
それなら何故……？
色んな思考がぐるぐると回って、けど結局何も分からんくって、ずうっとAの無事を祈っとったら、いつの間にかその山に入っていた。
明石 「A……！！」
全神経を目に、耳に集中させる。視界の端に捉えたものも、微かに聞こえた音も逃がさない様に。
自分が入ったのは整備された登山道というものではなく、生い茂った木々が自分の体に軽い傷を付けていく。だからといって脚を止める訳にはいかん、Aの姿が見えるまで、自分は走り続けて＿＿＿、
脇差 「ウオオァアｯ！！」
＿____見つけた、
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まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 華音さん» ひぇ……本当いつもありがとうございます！こう言ってはなんですが凄く助かります笑(いつもすみません)更新頑張ります！ (2020年7月1日 20時) (
レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - こんにちわ( ´ ▽ ` )お久し振りです。早速最新話読ませて頂きました♪ですが最後の辺りで文章に誤字が御座いましたので^^;御報告を致します。誤「白夜さんが変え出てくる」→正「白夜さんが帰って来るのは」ですね☆それでは次のお話を楽しみにしております(*^^*) (2020年6月30日 14時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士Ａ | 作成日時：2020年6月16日 23時
