さんびゃくきゅうじゅういち。 ページ34
A 「＿＿＿＿＿＿。」
A 「主さまはどう思う？」
白夜 「なんと言うか、不思議な話だね。その時代には存在していない筈の人間、はたまた瓜二つの別人……、どちらにせよ、その人物を追った先でAちゃんは襲われた。」
咲 「その人が歴史修正主義者と関わりを持っている、ってことは間違いなさそうですね。」
うーーん、と三人揃って頭を抱える。今まで以上に謎めいた出来事に、私だけではなく、咲さんも主さまもお手上げな様子。
私が出陣先で出会った男の人が、あの人なのか全くの別人なのかは置いておくとして、咲さんが見ていたという映像に影一つ映っていなかったことも気になるわ。
はあ……、面白いくらい何にも分かんないわね。どうしましょう、と天を仰いだ時、咲さんが「ぁ」と小さく呟いた。
咲 「Aさん達が出会ったのはやはり、Aさんの前の持ち主じゃないですか？」
A 「あら、それはどうして？」
咲 「私が見ていた映像にその人物が映らなかった訳を考えていたんです。多分きっと、その人の周りだけ時間軸がズレていたからじゃないですかね。」
白夜 「別の時間から来ていたから、映らなかったってこと？」
A 「道理は通っている様に思うけれど……それなら私たち刀剣や時間遡行軍も映らなくなっちゃうんじゃないの？」
白夜 「いや、あのパソコンに映ってる映像は、刀剣や時間遡行軍が纏っているオーラ、気を察知して映してるんだ。けれど、ただの人間に気は纏わない……ということは、時間遡行軍との関わりは、無い……？」
白夜 「でもそれなら、じゃあなんで……」
なんだこの難題は……！とさらに悩み始めてしまった主さま。自分が言ったことで主さまを困惑させてしまったことに、少しだけ申し訳なさそうな咲さん。
なんともかおす(覚えたて)な状況だわ。……いや、ふざけてる場合じゃないわね。私も、ちゃんと考えないと。なんてったって、あの人が関係しているかもしれないんだもの。
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まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 華音さん» ひぇ……本当いつもありがとうございます！こう言ってはなんですが凄く助かります笑(いつもすみません)更新頑張ります！ (2020年7月1日 20時) (
レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - こんにちわ( ´ ▽ ` )お久し振りです。早速最新話読ませて頂きました♪ですが最後の辺りで文章に誤字が御座いましたので^^;御報告を致します。誤「白夜さんが変え出てくる」→正「白夜さんが帰って来るのは」ですね☆それでは次のお話を楽しみにしております(*^^*) (2020年6月30日 14時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士Ａ | 作成日時：2020年6月16日 23時
