さんびゃくななじゅう。 ページ13
鶴丸 「っおい主は……っあぁクソ！そういえば政府に出かけたんだった、見習い！今すぐ手入れ部屋の用意をしてくれ！」
咲 「鶴丸さんっ、私も丁度出ようとしていたところです！ゲートはもう開かれましたか？」
鶴丸 「あぁ、バッチリだ！」
咲 「ありがとうございます！鶴丸さんは白夜さんに連絡をお願いします、私は手入れの準備を整えてきます！」
鶴丸さんに白夜さんを宛先にしたメッセージ作成画面を映すようにして端末を渡した。こくりと彼が頷いたのが見えて、私は部屋を飛び出した。
私がパソコンにかじりついている中、それは起こった。古今さんから連絡を貰ったであろう明石さんが、古今さんたちが行動していた山に向かって走り出したのだ。
明石さんが走り出したのを目撃してから数十分後に、お二人を抜いた四人が、山の麓に集合した。古今さんが明石さんと連絡を取り合って、やっと六人が集う。
そこで隊長である古今さんが帰城命令を出した、と。
映像ではあまり細かく見れなかったけれど、Aさんは胸からお腹に掛けて斬られているみたいだった。
うぅ、想像するだけでこっちも痛くなる……。
咲 「手入れ部屋はここを……右！」
引越しをしてから手入れ部屋を使用するのはこれで二回目。未だ道順がパッと思い出せないけれど、迷わずに到着することが出来た。
手入れ部屋の扉をガラッと開いて中に入る。部屋に置いてある一つのベッド整えて、いつでもAさんを受け入れられる体制に。手入れの妖精さんにどんな怪我の状態かを伝えて、それに匹敵する資材の量をこちらにも持ってきてもらう。
古今さんがいくら探してもいなかったのに、明石さんはすぐにAさんを見つけ出した。この違いは一体何だろう、やっぱりどれだけたくさんの時間を過ごしてきたかによるのかな。
白夜さんが帰ってくるのは早くとも昼過ぎだときいた。昼まであと数時間、そんなにAさんを放置するわけにはいかない。怒られてしまうかもしれないけれど……ここは私が、Aさんを助けるんだ！
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まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 華音さん» ひぇ……本当いつもありがとうございます！こう言ってはなんですが凄く助かります笑(いつもすみません)更新頑張ります！ (2020年7月1日 20時) (
レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - こんにちわ( ´ ▽ ` )お久し振りです。早速最新話読ませて頂きました♪ですが最後の辺りで文章に誤字が御座いましたので^^;御報告を致します。誤「白夜さんが変え出てくる」→正「白夜さんが帰って来るのは」ですね☆それでは次のお話を楽しみにしております(*^^*) (2020年6月30日 14時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士Ａ | 作成日時：2020年6月16日 23時
