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小さく、子供になった ページ2

それは、少し風が強く、とても寒い日のことだった。

 蛍と国俊という癒しを求めて、演練から帰ってきた私が、本丸につくなり来派の部屋に飛び込んだその先には________、





蛍丸 「国行〜、そろそろ“ござ”返して〜。」

愛染 「ほら、ちょこれいともあるぞっ!」





 部屋の片隅に向かって必死に声をかける2人と、





明石 「やーっ! ござは渡さへん!」





 国行をそのままきゅっ、と縮めたような小さな幼子が、ござをぎゅうっと抱き締めながら、「いやいや」と首を振っている様子があったのだ。

 思わず「かわいっ」と声が出てしまったのはしょうがないと思うわ。



 「蛍、国俊」と困り果てたような顔をしている2人に声を掛けると、勢いよく振り返った2人は、パッと顔を輝かせた。





A 「そこの小さい子は……国行かしら?」


愛染 「うん、なんか鶴丸さんが国行に変な飲み物飲ませたら、小さくなっちゃったんだよ!」

蛍丸 「身体だけじゃなくて、心の方も幼児化しちゃったみたいで……。
 あとなんでか、このござを離そうとしないんだ。」





 ちらり、と後ろに目線をやる蛍。

 そこには、ござにくるまって嬉しそうに笑う小さな国行がいて、もうなんか可愛いから「別にござから離れなくても良いのでは」と思った。



 しばらくじぃーっ、と国行を見つめていると、私の視線に気がついたのか、国行もこちらを見つめ返してくる。

 最初、「?」と不思議そうな顔をした国行だったけれど、





明石 「Aっ!」





 と声を上げたかと思うと、ござを放り投げて私の胸の中へ飛び込んできた。
 慌てて抱きかかえると、国行は嬉しそうに目を細めてにっこりと笑った。








A 「はうっ……♡」









蛍丸 「気のせいかな、Aの目の中に♡が見える。」

愛染 「いや、気のせいじゃねえよ。」





 (________それにしても、ちょっと桜の量が多いわ。)

弐→←はじめのご挨拶。



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絵里奈(プロフ) - 受験ですか…!大変だと思いますが、頑張ってください!応援してますね! (2020年3月10日 17時) (レス) id: fc96f27cb2 (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 銀さん» 了解致しましたっ!リクエストありがとうございます! (2020年2月1日 21時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
- またまたリクエスト…続きのお話をお願いしたいです!あの一件で仲良くなった後、戦場にニ振りで出陣して戦う話をお願いします。…あ!続けてのリクエストなので、可能でしたら…という事で! (2020年2月1日 18時) (レス) id: a528b4582c (このIDを非表示/違反報告)
- 読ませていただきました!山鳥毛さんやっぱ格好良いですね!有難うございます!(´▽`) (2020年2月1日 18時) (レス) id: a528b4582c (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 裕大@病み中低浮上さん» 了解致しました!リクエストありがとうございます! (2020年1月24日 18時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A | 作成日時:2019年12月3日 20時

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