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私と三日月さんは、休憩も兼ねて近くにあった椅子に座った。今日ここの時代では休みでもなんでもない日だけれど、余程人気の場所なのか、沢山の人々が行き交いしている。





三日月 「しかし、此処は人の子が多いな。」

A 「そうですね、どこもかしこも華やかですし……。やっぱり、いつの時代でも人は華やかで、賑やかな場所が好きなんですね。」

三日月 「そうかもしれんな。俺が見た京の都も、人の子で賑わっていた。」

A 「私は平安を過ごしていませんから、分かりませんけど……きっと素敵だったんだろうなぁ。」





 私の言葉に、三日月さんは「そうだな。」って、ふわりと微笑んだ。しばらく雑談して過ごすと、鶴丸さんたちから「もうすぐ乗り物に乗るぞー。」という通知が。

 それと一緒に、木の棒を持った四人の写真も送られてきた。三日月さんは、私の端末を覗き込みながら、





三日月 「はて、この手に持っている棒はなんだろうな。」

A 「あっ、送られてきましたよ。どうやら不思議な力が使える“杖”というものらしいです。」

三日月 「不思議な力か……陰陽師のようなものか。」

A 「西洋の陰陽師が使っていたものかもしれませんね!」





 しばらく鶴丸さんとやり取りをしていると、鶴丸さんからの通知が来なくなった。多分、鳴り物に乗り込んだんだろう。

 私は端末をしまうと、周りに展開されている出店を軽く見回した。





三日月 「何やら甘味を売っている所が多いな……うむ、少々腹が空いてきたな。」

A 「ふふ、それなら買いましょうか! 今はどうやら空いているようですし、少し待てば買えると思います。」

三日月 「あぁ、そうしよう!」





 目をきらきらと輝かせながら出店に向かって歩き始めた三日月さん。珍しくはしゃいでいる姿に、私はくすりと笑いをこぼした。

 私と三日月さんの前には、若い女の子が四人組で並んでいて、三日月さんを見ると、頬を赤く染めながら四人でお話し始めた。





三日月 「Aは何が欲しい?」

A 「私は氷菓子……ぇと、あいすくりいむ? にしようかな。と」

三日月 「ふむ。」









 (「後ろのカップル美男美女過ぎでしょ。」)

 (「「「まじそれな。」」」)

伍→←参



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絵里奈(プロフ) - 受験ですか…!大変だと思いますが、頑張ってください!応援してますね! (2020年3月10日 17時) (レス) id: fc96f27cb2 (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 銀さん» 了解致しましたっ!リクエストありがとうございます! (2020年2月1日 21時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)
- またまたリクエスト…続きのお話をお願いしたいです!あの一件で仲良くなった後、戦場にニ振りで出陣して戦う話をお願いします。…あ!続けてのリクエストなので、可能でしたら…という事で! (2020年2月1日 18時) (レス) id: a528b4582c (このIDを非表示/違反報告)
- 読ませていただきました!山鳥毛さんやっぱ格好良いですね!有難うございます!(´▽`) (2020年2月1日 18時) (レス) id: a528b4582c (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 裕大@病み中低浮上さん» 了解致しました!リクエストありがとうございます! (2020年1月24日 18時) (レス) id: 8464144616 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A | 作成日時:2019年12月3日 20時

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