肆 ページ37
遊び尽くしたその後は、お昼を4人で食べて、アイスを食べながら休憩して、そして家に帰った。
国俊は帰るや否や練習着に着替えると、水筒を持ってきて、中にスポドリを入れて、外で待っている国行の車に乗り込んだ。
私と蛍が国俊を追って外に出ると、「いってきまーす!」と、大きな声と笑顔で私と蛍に言った国俊。
A 「いってらっしゃい。楽しんできてね。」
蛍 「くにとし、いってらしゃい。」
蛍が国俊に手を振っている様子は本当に可愛さ極まれりで、そんな蛍に照れる国俊もこれまたとてつもなく可愛い。
運転席に座る国行も、スマホを向けて連写していた。
国俊を乗せた車が出発すると、私と蛍は家の中に入り、私の癒しタイムが始まった。
蛍は同年代の子たちに比べると凄い落ち着いてるんだけど、それでも好奇心旺盛な2歳児。目は離せないし、何より離したくないもの。
蛍を膝に乗せて、ソファにもたれかかるようにして一旦座るとすぐにごろんと横になる。
日々の疲れを蛍に癒してもらうのだ……。
ちなみに、国行が帰ってきたら癒しタイムは国行の番になる。
このお家の中で、一番疲れているのは国行だろうし、一番頑張ってるのも国行。
私は専業主婦だから、国行の疲れが癒える家庭を作って、国行の帰りを待つのが仕事だ。
蛍のぷにぷにの頬を軽く撫で回していると、車のエンジン音が聞こえた。私はソファから立ち上がると蛍と手を繋いで国行をお迎えにいった。
国行 「ちゃあんと国俊届けてきましたよ〜」
A 「ありがとう国行。いつも助かるわ。」
国行 「えぇよえぇよ。自分がやりたくてやってるだけやしな。」
国行は私の頭をポンポンと撫でると、蛍を抱っこした。
「おもたなったなー」と我が子の成長を感じている国行に、しっかり者の蛍が一言。
蛍 「おそとからかえってきたら、てをあらうっ!」
明石 「ぉっと、注意されてもうた。」
ハハハ、と笑いながら洗面所に向かって行った国行に、ふふっと笑みが溢れた。
___今日も幸せな日だわ。
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まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 絵里奈さん» ありがとうございます!明石くんの幼児化……うへへ() (2019年10月29日 21時) (レス) id: e544de2375 (このIDを非表示/違反報告)
絵里奈(プロフ) - まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士Aさん» 精神の方も幼児化で!とことん甘えて欲しい…んでお兄ちゃんぶる国俊と蛍が見たいですね……。 (2019年10月29日 20時) (レス) id: 960d967039 (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 絵里奈さん» そう言って貰えると、国華ちゃんも私も嬉しいです……! リクエストありがとうございます!質問なのですが、国行の精神の方も幼児化させますか? (2019年10月28日 22時) (レス) id: e544de2375 (このIDを非表示/違反報告)
絵里奈(プロフ) - う国華ちゃんのことになると妄想が止まらないんですよ。だからリクエストなんですけど、国華が突然ショタ化してそれを来派でお世話するほのぼのストーリーが見たいです! (2019年10月27日 15時) (レス) id: 960d967039 (このIDを非表示/違反報告)
絵里奈(プロフ) - 国華ちゃん可愛いわぁ…。白夜さんと国行が羨ましすぎて堪らない…。もうなんなんですか!この可愛さを表現できるだけの語彙力をくれさい。リクエスト応えてくださりありがとうございました!! (2019年10月27日 15時) (レス) id: 960d967039 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A | 作成日時:2019年9月15日 21時