弐 ページ35
乱 「とりあえず片付いたかな。」
獅子王 「あぁ! ったく、遡行軍の奴らも歴史なんて変えても意味ねえってわかれよなーー。」
篭手切江 「今日はかえったら新しいれっすんです!」
堀川 「篭手切江さん、今日は僕もお手伝いしましょうか?」
明石 「はぁ……骨折れましたわ。」
A 「お疲れ様、本丸帰ったら国俊と蛍で充電しなきゃ。」
平成に湧いていた時間遡行軍を全てぶった斬って、私たちは帰路につこうとしていた。
遡行軍との戦いがあり、戦闘服に返り血がついてしまった。元々この服でも結構目立つのに、血なんかついてたら通報されるらしい。
と、いうことで、この時代風の服を持ち、そこら辺の厠に……でも良いんだけど、今日は服の上からぱあかあと言われる羽織る服を着ることにした。
簡単、いぇい。
乱 「あっ、僕少し買い物してっても良い?」
獅子王 「俺ここで待ってるから行ってきな。」
乱 「ありがとう獅子王さん!」
乱ちゃんが近くの部屋に駆け込んで行った。「慌てちゃダメよ」と声をかけたけれど、聞こえたかどうかは定かじゃない。
獅子王 「お前らも行ってきていいぜ、俺前もここに来たことあるし、皆来てたら知らせるし。」
篭手切江 「わぁぁぁっ! ありがとうございます獅子王さん! 明石さん明石さん、一緒に行きませんか?」
明石 「えぇー……めんどぉ〜」
篭手切江 「お願いしますうううぅぅぅ」
明石 「っはぁ、しゃあないなぁ……」
国行はこてぎりくんの猛烈なお願いに折れ、二人仲よさそうに(?)歩いていった。
残った私と堀川くんは、特に行きたい場所があるわけでもないし用事もないので、獅子王くんと堀川くんと私とで指遊びをしていた。
手遊びに夢中になってふと周りを見回した時、なにか喋りながらスタスタと私の前を通っていった男の子がいた。
男の子は眼鏡をかけていて、とても美形だった。
その子はでんわをしていたんだけれど、相手の子の声がよく通るのか大きいのか、電話の会話が少しだけきこえた。
『国行、いつものお店で待ってるわね』
「了解、変な男にはきいつけなよ、A。」
…………え?
80人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 絵里奈さん» 素敵なリクエストありがとうこざいます! まったく、体育祭中に何を考えているんですか最高ですありがとうこざいます (2019年9月13日 22時) (レス) id: e544de2375 (このIDを非表示/違反報告)
絵里奈(プロフ) - またリクエストいいですか?本丸のみんなで運動会をして欲しいです!審査員と司会実況は白夜さんと茅野さんで!国華に借り物競争して貰って、大切な人と書かれた紙を持って国行or来派or主様連れて走ってたらいいなと…いう体育祭中の思い付きです (2019年9月11日 6時) (レス) id: 960d967039 (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 絵里奈さん» それは良かったですうぅ……!こちらこそありがとうございました! (2019年8月29日 22時) (レス) id: e544de2375 (このIDを非表示/違反報告)
絵里奈(プロフ) - わぁ良かったですよ!来派可愛い!私この小説見てて来派落ちました!リクエスト応えてくださりありがとうございました! (2019年8月29日 6時) (レス) id: 960d967039 (このIDを非表示/違反報告)
まぴおろごん@通りすがりの黒魔道士A(プロフ) - 明石は俺の嫁さん» カラオケ!良いですね萌えますね笑 素敵なリクエストありがとうございます! (2019年8月27日 22時) (レス) id: e544de2375 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:通りすがりの黒魔道士A | 作成日時:2019年6月9日 21時