22 ページ22
「えっいいの！？」
藤井「………おん」
「じゃあ何か映画でも借りて観る？何にする？
…っていうか、それのどこが意地悪なの？」
藤井「………あははは！なるほどなあ」
「え、？」
藤井「いや、今日はもう帰ろう、ふふ」
「そ、そう……気が変わったの？」
藤井「いや、あかんで、男の子の部屋にホイホイついてったら」
「……？」
藤井「あー…えと、照史くん？とか幼馴染くんとかのはいいけど、知らない男な」
「藤井君は知ってるじゃん」
藤井「あかんよ、会って数回やん、てかこの話終わり、お会計」
「私もう映画の口になっちゃった」
藤井「それ食べ物の時言うやつやろ」
「映画脳になっちゃった」
藤井「また今度な、映画館で観よか」
「私インドアだからおうちがいい」
藤井「あー、もう！なんでこんな時に限ってわがまま言うん！」
「なんか悔しいから、絶対行ってやる」
藤井「………ほんまにくるん？」
「ほんまのほんま」
藤井「……映画観るだけ、」
「？うん、他に何か…あ、ご飯とかつく…」
藤井「あーーーー、もう、ええねんな？来るってことで」
「う」
桐山「あかん」
「え、？」
桐山「あかん、帰んで」
藤井「あ」
桐山「お世話んなりました」
藤井「助かりました」
「ちょなんで！？離してよ！」
藤井「またな、Aちゃん」
「えっ！？ごめんね！また！」
カランカラン
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 53人がお気に入り
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：SU | 作成日時：2020年12月22日 1時
