AM I SPECIAL (ページ21)

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藤井「あの人も知り合い？」

「うん、まあ…重岡大毅っていう、幼馴染、S大の」

藤井「あー！幼馴染くんか！

一緒に飲まなくてええの？」

「いいの！！藤井くん私呼んでないからね！？たまたま大毅が来ただけだからね！？」

藤井「ふはは、うん、力説するやん」

重岡「なんやめっちゃ笑ってるやん…ええ感じやんか…！てかほんまにイケメンやな…！」

小瀧「俺照史に連絡してんけど」

重岡「あいつは知らん！バイトやなんやゆうて…逃げただけやんか！」

小瀧「シゲもカウンターから見てるだけやん」

重岡「ここに！来ることに！意味があんねん！！俺やって邪魔するためにきたわけやないしぃ！？」

小瀧「おい！ほんまに声でかいから！」

「ほんま…ごめんね？」

藤井「なんで謝るん？俺今、めっちゃ楽しいで、コーヒーもケーキもばりうまい」

「…藤井君は優しいね」

藤井「えー、俺やって意地悪な時は意地悪やで？」

「ううん、藤井君はずっと笑ってるし、話聞いてくれるし、楽しい話だっていっぱいしてくれるし、優しいよ、優しすぎる」

藤井「………」

「それに音楽だっていろんなの知ってるし！すごく楽し…」

藤井「じゃあ今から意地悪なこと言うわ」

「え、？」

藤井「俺んち来て？」