【エイリア】逃がすつもりは無いからね【イナイレ】 (ページ5)

今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:3,837 hit

第3話【姉さん】ページ5

助けて、助けて

無我夢中になって走ってた

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

貴「瞳子姉さんｯｯ!!」

瞳「ど、どうしたの!?」

貴「リュウジがｯｯ」

・

・

・

・

・

瞳「ｯ……来たのね」

・

・

貴「なにか知ってるの？」

瞳「Aには言ってなかったはね」

・

・

・
姉さんは話してくれた

エイリアのこと

父さんとこと

そして

皆のこと……______

瞳「言わなくてごめんなさい」

貴「あ、頭……」

頭を下げられた

だいたいのことはわかった

でも………
もうひとつ。気になるのは………

「君に用があるんだ」

私に？なんだったんだろう

貴「ねぇ、姉さん」

瞳「なにかしら？」

貴「リュウジが、私に用があるって………なんか知ってる？」

瞳「？さあ……よくわからないわ」

貴「そっか……」

一体どういう用なのだろうか

瞳「…………Aも私といった方がよさそうね」

貴「？」

首をかしげる

瞳「___大きな戦いにいくの」

貴「え？」

瞳「世界を救うために

父さんを救うために

皆を守るために……___」

・

姉さんはどことなく辛そうに顔を歪ませていた

貴「…………

・

・

うん。そうだね」

強くうなずく

ここで断っていたら

絶対に後悔しちゃうから

・

・

・

今ここで誓うよ

皆を必ず救う。

この手で取り戻して見せる。

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

瞳子姉さんの前では男口調が控えめになる設定