誰に、何される？【ハイキュー!!】【短編集ver.】 (ページ7)

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ゲーム中に Kenma Kozume ページ7

ー孤爪研磨

研磨｢A…｣

｢ご、ごめ…もーちょい！｣

研磨｢…うん｣

いつも俺が、ゲームしてて。

待たせてる、けど今日は逆。

ずっと、Aはゲームしっぱなし。

｢やった！これで、ラスボス！｣

研磨｢ねぇ…A｣

｢ごめん、ラスボス倒してから…！｣

ーそういうと、クッションを抱え直した。

まずい、本気モードだ。

これ、当分構ってもらえない。

ーそうだ。

｢ひっ！？け、研磨？｣

研磨｢ゲーム続けたら？｣

｢う、うん…｣

俺は、Aの後ろに回って

抱きしめた。

首筋に顔を埋めると、首を振った。

｢け、研磨擽ったい…｣

研磨｢ふぅん｣

｢ひっ…｣

頭をグリグリと、擦り付けると更に

びくびくと擽ったそうにする。…楽しい。

｢や、やめてっ…手元狂う｣

研磨｢ふぅん｣

｢…もー…ゲームやめたっ…｣

そう言うと、ゲーム機を机に置いて

こっちを向いた。いきなり顔が近くなる。

｢研磨、構って欲しかった？｣

研磨｢…別に｣

｢いつもの、仕返しだから｣

そう言うと俺の背中に腕を回した。

髪の毛が、首元を掠める。

ーAの匂い。

研磨｢じゃあ、俺も…仕返しする…｣

｢へっ？けん…っ…まっ…!?｣

ーﾁｭｯ

首筋に跡をつけてく。

どんどん、つけてく。

｢ひっ、やっ、見えちゃっ…｣

研磨｢ふーん…｣

｢っ…｣

全部さらっと受け流してしまえば、

完全にこっちのペース。

｢ひ…待ってっ…｣

研磨｢…、もう終わり｣

｢～っ！…か、鏡…｣

とりあえず自己満足だけど、

いっぱい跡をつけた。

｢バカぁぁぁ！｣

研磨｢ひぐっ？！｣

何故か目の前から、クッションが飛んできた。

息が詰まりかけて、危なかった。

クッションを退けて見ると。

｢ﾊﾞｶｯ、どう隠すの？！｣

ーと、真っ赤な顔のA。

…可愛いんだけど。

研磨｢クロにでも、聞いたら？｣

｢研磨無責任！｣

無責任…？

だって、Aはー。

俺の大事な人だから。

ー責任くらい。

研磨｢ねぇ、責任とろっか？｣

｢…え？｣

そういう、鈍感な所とか。

ふにゃって笑う顔とか全部俺だけの。

研磨｢だからー

俺と結婚すれば、責任とれるよ？

俺と結婚して、A｣