肉まんと暖かさ Syouyou Hinata ページ11
ー日向翔陽
日向「Aー!」
「あ、日向…!」
日向「大丈夫か?!」
冬の練習終了後、走って坂ノ下商店に。
勿論、早く行かないと肉まんがなくなるから。
それと、
「さ、寒い。手袋忘れちゃって…」
日向「え?!早く入ろう!?」
商店内に引っ張りこもうと、手を握ると
ひんやりと冷たい感触がした。
ーガラッ
「あ、暖い…」
日向「コーチ!肉まん2つください!」
烏養「おう」
入って早々俺はAと自分のぶんの
肉まんを即購入した。
手に握られた肉まんが暖かい。
日向「A、やるよ!」
「え?…ぁ、暖い…ありがと…」
日向「おう!」
隣で美味しそうに頬張りはじめたので、
俺も一口食べた。
やっぱり、美味い。Aも居るからかな。
「あとで、お金返すね」
日向「俺の奢りだから!」
財布をちらつかせてるけど、
見て見ぬフリ。
だって、A。
ー好きだからさ、これくらいの事。
してあげたいんだ。
ー影山の事が好きなのは、知ってる。
けど、諦めきれないんだ。
日向「やっぱ、影山の事どう思ってんの?」
「んー…、友達かなー…」
日向「ホント?」
黙々と頬張るA。
俺の前だから、表情変えないの?
日向「いつも、影山と話してるのに?」
「違うよ!あれは、日向の事聞いてたの!」
日向・A「えっ/あっ」
俺の事…?なんで、影山が好きじゃないの?
嘘ついてるの?
「ちゃんと…言いたくて…
ずっと、前から好きでした…っ」
そう言って勢い良く頭を下げた。
微かに見えた顔は真っ赤で…。
日向「俺だって好きだよ!」
「っわ!?」
俺は嬉しくてつい、抱きついた。
手もいつの間にか暖かくなっている。
「…言って良かった…」
日向「けど、俺が先に言いたかった」
「けど、いいや…ずっと一緒だし!」
ーそう言い頭をぐんっとあgー
ーチュッ
日向「〜っ」
「〜っ」
日向「ドジなの?!」
事故チュー。
いきなり顔上げるからだよ…。
けど、柔らかかった。
日向「もっかい、いい?」
ーチュッ
日向「…あったまった?」
「〜っ!バカっ!」
そう言ったAの顔は真っ赤に。
手も熱くなっていた。
ー俺らは笑いあった。
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はな - kodumeじゃなくて、kozume ですよ (2019年5月6日 0時) (レス) id: 25de99f362 (このIDを非表示/違反報告)
夏桜 - リクで赤葦でピンク入お願いします (2015年12月27日 13時) (レス) id: 821c060bbe (このIDを非表示/違反報告)
芹香(プロフ) - 3番目の国見ちゃんk大文字になってないですよ (2015年3月20日 2時) (レス) id: 7de9e67f01 (このIDを非表示/違反報告)
絶対零度(プロフ) - mayu7AAさん» 分かりました、リク受け付けました^^ (2015年3月8日 21時) (レス) id: 8e1db0cfda (このIDを非表示/違反報告)
絶対零度(プロフ) - 優奈さん» 分かりました、リク受け付けました。 (2015年3月8日 21時) (レス) id: 8e1db0cfda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*珈琲* | 作成日時:2015年2月18日 16時