その手を汚さないで thirteen episodes ページ14
ー及川
…。
……。
………。
及川「暇なんだけどさ…ちょっと」
………いや、ホントに暇なんだけど。
ここから、坂の下商店まで、
後少し。
…。
…気のせいかな。
ー俺の事付けてるやついる。
まぁ、気にしないで。おこっかな。
そう思っていると坂の下商店の前に来ていた。
及川「ここかな?…失礼しまーす」
??「あ!すみませー」
大地「及川…ッ?!」
何故か、烏野の主将と女の子がいた。
とりあえず要件を告げると、ここの人は
あと、20分程、来ないらしい。
仕方ないので、中で待っている事にした。
女の子の名前はAというらしく。
どうやら、主将くんにほの字のようだ。
「及川さんって、主将さんでしたか…」
大地「主将に見えなかったのか(笑)」
及川「えっ?!酷いね?!」
なんか、さらっと、酷い事言われた?
えっ、この子ちょっと、面白いね?!
…カタッ。
…アイツかな?つけられてたんだ。やっぱり。
まずいかな、少し。
及川「…ねぇ、Aちゃん。
『知ってる?』」
「ッ…知ってる…って…?」
及川「俺らのホントの」
俺は緊急措置で、彼女に聞いた。
俺の手には、拳銃が、握られている。
知らないといったら、殺さなきゃ…。
「知って…ます…全部…」
大地「伝えたはずなんだけどな…」
及川「えっ、嘘。聞いてないよ?!」
いや、あの、誰からも聞いてないんだけど?!
一体誰に伝えたのさ。岩ちゃんは、絶対に
…いや、揚げだし豆腐食べてない限りは
忘れない昨日は食べてないから、違うかな。
大地「あー、影山から、国見?って奴にLINE…
して、国見が、金田一?に伝えるとか…
言ってたぞ?」
及川「アッ、国見ちゃんかー…。了解」
そりゃ、伝わるわけないか。
だって、国見ちゃん、爆睡してたって
言ってたしね…てか、それより。
この状況を切り抜けなきゃいけない…。
「…チャ……ン…?」
微かに、彼女が動揺していた事を。
まだ、誰も、知らない。
そして、そこが戦場になりうる事を。
俺と主将は微かに、
頭の片隅で把握した。
ーepisode 出会い咄。
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星月もち(プロフ) - もう。むちゃくちゃ大好きです!友達募集とか、してたら、友達希望です!初コメなのに、すいません! (2015年1月24日 18時) (レス) id: 971a9e158f (このIDを非表示/違反報告)
みるきー。 - めちゃくちゃ面白いです!応援しているので、頑張ってください。 (2015年1月13日 17時) (レス) id: c9f4a09a35 (このIDを非表示/違反報告)
光彩の夜姫@羽衣(プロフ) - 絶対零度さん» 何で、冬休みの内に終わらせなかったんだろ!←うわぁあぁぁぁあぁ!!!あ、私の作品も是非見てみてください^^ (2015年1月11日 17時) (レス) id: 4ddcf491d2 (このIDを非表示/違反報告)
絶対零度(プロフ) - hinakさん» ありがとうございます!頑張ります(`・ω・)bグッ! (2015年1月11日 10時) (レス) id: 8e1db0cfda (このIDを非表示/違反報告)
光彩の夜姫@羽衣(プロフ) - めっちゃすごかったです!ちなみに私も冬休みの宿題終わってません!w更新頑張ってください! (2015年1月11日 4時) (レス) id: 4ddcf491d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*珈琲* | 作者ホームページ:http://touch.pixiv.net/member.php?id=16638503
作成日時:2014年11月20日 19時