【ni】飼いたい、なんて言ってる。 ページ10
「ま、また増えてませんか」
ni「んあ？気の所為やろ。A、こっちおいで」
おずおずと、彼に言われるままに隣座った。
慣れた手つきでチョーカーを付けた。
来る度に机に並ぶチョーカーが増えるのを幾度となく見ている。
ni「はぁ……」
「に、似合わなかった…？ご、ごめんね外す」
ため息を着いて俯く彼の顔が見えなくて、急いで外そうとするが外せない。
あれ、いつもなら取れるのにな…。
ni「いや、はずさなくていいよ。
可愛いよ、A」
そう言うと、そっと顔を近づけて首元にキスした。
微かに固いものが首に当たる、きっとまたー
「いっ…ったぁ…」
ni「ほんま、最高。俺のモノっていう感じがするわ」
またチョーカーごと、私の首に歯を立てたのだろう。反射的に腰を引かせると、爪を立てて腰を掴んでくる。
「も、もお、いいでしょ…っ」
ni「ダメ。それにしても、Aはあれやな。最初は痛がってただやのに、いつからこんな変態になったんやろうな。」
「知らな…ｯ…ぁ」
身体を捩ると、吐息が耳をかすめる。
そのままかぷりと耳を噛まれた。
吐息が、彼の舌が耳の中を蹂躙する。
抵抗することも叶わず、力が抜けた身体はベットに落ちた。
ni「あー…、息荒くしてるのも可愛いわ。
…これならどうや？」
ノータイムで、金具が、彼の手が気道を押さえつけた。
チョーカーと、首の間に這う指が爪を立ててなぞる。
「ぐ、、、ぁつう…に、さ」
苦しくて、でも気持ちよすぎて。
ぼんやりする視界に写るのは、優しげに私を見ている兄さんの顔。
さすがに苦しくなって、身体を捩ると更にきゅっと締まった。
酸素が足りない。
手だけじゃ足りなくて、もっと彼が欲しくて。
なんとか、彼の顔に手を当てるとー
「ーんっ…」
ni「その顔、そそるわ」
なんて言って、キスしてくれた。
「はー…ぁっ…苦しか…ったあ 」
ni「俺はその方が好きやな」
「…知ってる…けどさ。限度…ってもんがあるでーっが…？！」
言い終わらないうちに、また首元の自由はなくなっていた。
苦しくて、でもどこか『これもありかな』なんて思ってる自分がいるのがつらい。
ni「そんなこと言ってる割に、顔惚けてるけどな。」
なんて言って、優しく笑って。
また首を絞めた。
こんな身体になっちゃったのは、あなたのせい。
ーーーーー
兄さん×所有物
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狂乱(プロフ) - メンバーの名前のところ、検索避けした方がいいかもです… (2021年4月5日 14時) (
レス) id: 7dc8d53c73 (このIDを非表示/違反報告)
もも王 - ＊珈琲＊さん» お願いします！気長に待ってます！頑張ってください！ (2020年6月17日 18時) (レス) id: ddd6641eac (このIDを非表示/違反報告)
＊珈琲＊(プロフ) - もも王さん» かしこまりました！順に消化したいと思います！ (2020年6月17日 13時) (レス) id: fa33405b71 (このIDを非表示/違反報告)
もも王 - はじめまして！今日初めて読んだんですが、虜になってしまいました・・・。ぜひ、リクエストをお願いしたいです。ｈｔさんでお願いしますDOGEZA。ちょっと甘めの歪なやつで・・・。無理でしたら大丈夫です！これからも頑張ってください！ (2020年6月16日 22時) (レス) id: ddd6641eac (このIDを非表示/違反報告)
＊珈琲＊(プロフ) - ミイミイー☆（旧アカ3）さん» ありがとうございます！リクエストぜひ書かせていただきます！ (2020年5月15日 18時) (レス) id: fa33405b71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊珈琲＊ | 作成日時：2019年9月2日 1時
