【ht】独占したい。 ページ9
ht「悪かった、仕事入った」
「へーきですー、慣れてますー」
ht「本当にごめん、A。楽しみにしてただろ…」
本来2人で温泉1泊2日の予定だったのだけど、緊急で予定が入ったらしく日帰りになってしまった。
覚悟していたけど、本当にこうなると思ってなくて割と傷ついてる。
「仕方ないもん…ひとらんが忙しいからもしかしたらって考えてたし、考えてたもん…」
ht「悪かった…今度ちゃんと埋め合わせするから、な？」
「うぅ……わかってるよぅ…」
仕事のLINEが入ってからずっとこの調子の私を抱き抱えて宥めてくれてるのが申し訳ない。
ずっと、くっついてたいのに。
分かっていても、ちょっと悲しいのだ。
ht「頑張って仕事切り上げて戻ってくるから。A、ご褒美あげるから。ね？俺にも頑張ったご褒美ちょうだい」
「…わかった、なにあげればいい…？」
ht「うーん」
そう言いながら、私の腰をなぞったり、首をきゅっと軽く閉めたりして遊び始まった。
「っくすぐったい」
ht「なんでもいいの？」
「ｯ、なんでもいいよ？ねぇ、くすぐったいw！」
くすぐったくて、彼の短髪をぐしゃぐしゃと掻き乱した。
しばらくすると、ぴたりと動きが止まった。
「ひ、ひとらん？」
ht「『なんでも』いいんだ？へえ」
待って、と言うには遅すぎた。
私の体は畳に組み敷かれている。
ht「Aをめちゃくちゃにしたい。全部欲しい。今欲しい、」
「ー待っ、仕事…！」
ht「…うるせえ」
何も言わせないと言わんばかりに、首に思いっきり噛み付かれた。
びっくりして、痛くて声が出ない。
ht「Aが欲しい」
真っ直ぐな目で私に言うのだ。
恥ずかしくて何も言えなくて、髪の毛をくしゃりと撫でた。
ht「いい子にしろよ」
「ーｯ！」
彼の固くて大きな手が首を絞めあげる。
苦しくて、
酸素を求めて。
口を開ければ。
ht「はぁ、ほんと可愛いよ、A」
「〜ぁん！んん！！」
彼の口で塞がれる。足りない酸素は思考をとかしてく。
暑くて死にそう。気持ちよくてつらい。
ht「ああ、そのままでいてね。声は出しちゃダメだよ」
私を横目に彼はスマホを取り出した。
ht「もしもし、…はい、はい。そういう訳なんで」
秒で終わった電話を投げた。
そして、優しく笑った。
ht「やっぱり休みな」
ほんとになんてずるい人。
ーーーーー
ひとらんらん×毒占したい。毒したい。
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狂乱(プロフ) - メンバーの名前のところ、検索避けした方がいいかもです… (2021年4月5日 14時) (
レス) id: 7dc8d53c73 (このIDを非表示/違反報告)
もも王 - ＊珈琲＊さん» お願いします！気長に待ってます！頑張ってください！ (2020年6月17日 18時) (レス) id: ddd6641eac (このIDを非表示/違反報告)
＊珈琲＊(プロフ) - もも王さん» かしこまりました！順に消化したいと思います！ (2020年6月17日 13時) (レス) id: fa33405b71 (このIDを非表示/違反報告)
もも王 - はじめまして！今日初めて読んだんですが、虜になってしまいました・・・。ぜひ、リクエストをお願いしたいです。ｈｔさんでお願いしますDOGEZA。ちょっと甘めの歪なやつで・・・。無理でしたら大丈夫です！これからも頑張ってください！ (2020年6月16日 22時) (レス) id: ddd6641eac (このIDを非表示/違反報告)
＊珈琲＊(プロフ) - ミイミイー☆（旧アカ3）さん» ありがとうございます！リクエストぜひ書かせていただきます！ (2020年5月15日 18時) (レス) id: fa33405b71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊珈琲＊ | 作成日時：2019年9月2日 1時
