案内 ページ19
及川「クロちゃんにぼっくんお久しぶりー及川さんだよっ」
木兎「お、及川じゃーん。
中学んときの大会以来？」
黒尾「おぉ、久しぶり。」
突然の知り合いの登場に３年の二人は少し驚きの表情を見せた。
どうやら中学の時の全国大会で知り合ったようだ。
…なるほど、どうりで知り合ってることを私は知らない訳だ。
及川「この前の合宿ではAがお世話になったって聞いて、ありがとね４人とも。
この子意外と人見知りでさ、寂しがりやだから心配してたんだよね。」
皐月さんみたいな、親みたいなことを言い出す徹。
なんだか少し恥ずかしくて顔が熱くなる。もう、そんなこと言わないでよ。
赤葦「ま、案の定すこーし無理したんですけど。
逆に俺たちもお世話になりましたよ。さすが青城仕込みのマネージメントっすね。」
若干冷たい目線が私を刺す。
…調子乗ってごめんなさい。もう無理はしません、その目は辛いです、やめて…
話の流れをぶった切るように、徹に行って来ますといい、携帯とお財布が入ったポシェットをかけて喫茶店を離れる。
せっかくの自由時間が縮まるじゃないか。
黒尾「本当にこの文化祭すごいな…
Aのところはメイド喫茶？」
『平たくいえば、そうなるのかな。
一応、英国のティーハウスがイメージなんだ。お菓子はフランス系統が多いみたいだけど…』
この独特の雰囲気と、美味しい紅茶が話題で２日目からはてんてこまいだ。
次々とお客さんが入ってくるし、午前中には整理券が配られ終えてしまう。お持ち帰りのケーキも頻繁に売り切れてしまうので、裏でフル稼働で作り足していくのだが…
さすがに人でも設備も材料も足りないので、今日は本職のパティシエの人に機材と人手を貸してもらって量産しているのだ。
それもあって今日はケーキが切れる様子がない。まぁ、まだお昼前だからわかったことではないんだけど。
孤爪「ふーん…で、篠原さん、はあとで何かあるわけ？
ステージって言ってたけど」
『そうそう、ミスコンに出るの。
もし良ければ投票しに来てくれたら嬉しいなーって』
木兎「もちろん！行きたい！
どうすればいい？」
ワクワクと周りの出し物を見ていた光太郎くんが話題に食いついて来た。
入り口でもらった紙のバンドにチップが組み込まれていて、それを使うんだよーと教えれば、クロくんはハイテクだな…なんて、少し呆れたような表情をした。
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あやにゃん(プロフ) - hatajimamomokaさん» momokaさん、コメントありがとうございます♪ 若干話が迷走してはおりますが、最後までお付き合い願えたら光栄です( *´艸`) (2020年3月7日 19時) (
レス) id: 64c80b7f49 (このIDを非表示/違反報告)
hatajimamomoka(プロフ) - このお話めっちゃ好きです！更新頑張ってください！ (2020年3月7日 16時) (レス) id: 366eb10de3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやにゃん | 作成日時：2019年11月23日 22時
