おしゃべり ページ36
ー自分視点ー
部屋に戻ると京治くんが話をしたのか、周りのことを彼女達が世話を焼いてくれた。
やっちゃんは青ざめて半泣きで私を布団に寝かしつける。
谷地「し、篠原先輩、睡眠とって…死なないでくださいぃ…」
タオルケットを首の下までかけられて少し暑い。
苦笑いする私を見て潔子ちゃんはやっちゃんを落ち着かせる。
『大丈夫。
少し立ち眩んじゃっただけだから。』
本当に、晩御飯を食べた後あたりからかなり楽になっているからあまり心配をしないでほしい。
皐月さんにはこってりメッセージが送られてきたし、ちゃんと寝て、食べて、飲むように言われた。
連絡していない徹からもメッセージが来ていたので多分皐月さんがチクったのだと思う。…余計なことを…
白福「まぁまぁ…朝いつも早くに起きてるみたいだし疲れたんじゃないかなぁ」
宮ノ下「明日の朝ごはんの当番私変わるからゆっくり寝てなよ。
明日うちの部員が朝からサーブ練するんだってうるさかったし、どうせ起きようと思ってたしさ。」
フォローを忘れない英里ちゃんの言葉に甘えて明日はゆっくりとすることにした。…寝ていられたらいいんだけど…
『ありがとう、英里ちゃん。
やっぱり生川ではサーブ練いっぱいするんだね』
シリアスを置いておくためにとりあえず練習の話を振っておく。
うちもサーブにそこそこ力を入れているが、やはり徹を中心とした攻撃技の方に重点を置いている。
周りの学校の練習メニューは多種多様で聞いていて面白い。
今日は私が一番最初に寝付いてしまったのか、森然のコンビネーション技を聞いている途中から記憶がない。
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作者名:あやにゃん | 作成日時:2019年4月16日 0時