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「マホトさんですよね!?動画見てます！がんばってください！」
「あっほんと？ありがと」
「あとほんとにイケメンですよねー、付き合ってくださーい」
「冗談でしょ？そういうこと言わないの！」
「えへ、ばれました？彼氏いるんで安心してください！」
あーあー、見ちゃったよ。
動画とか関係なく、プライベートで出掛けようと誘われ、待ち合わせ場所に来てみれば、これ。
ほんとに可愛いリスナーさんだったな、冗談なのは本当だろうけど。
考えたら、マホトさんにも、好きな人はいるかもしれないし、彼女がいるかもしれない。
最近はよく一緒に動画とったり遊んだりしてるから、考えただけで胃が痛い。
「あ、マホトさーん！」
駆け寄ると、ちょっと怒った顔のマホトさん。
「ねえ遅い」
「いや呼び出されたとき私寝てました」
「マジで言ってんの？俺よりヤバイじゃん」
「大学が休みだったんです！貴重な休み！」
「はいはい」
「あっリスナーさんに告られてましたね、見ちゃいました」
「冗談だよ」
軽く笑って答える。
「マホトさん好きな人とかいないんですか？彼女とか」
「なんで？」
「いやいたら私一緒に出掛けちゃ行けないなと思って」
「あーそこら辺は大丈夫。彼女いないしね。」
マホトさんと一緒にいるときに、いつも思うことがある。
この感情はなんだろうか。
私だって恋したことはあるので、好きという気持ちもわかる。
それとは少し違う気持ちなのだ。
友達、憧れ、異性
様々な、好き。
今はそんな感じ。
「ありがとね！暇潰しに付き合ってくれて」
「いえいえ、私も楽しかったので」
「今日泊まってってよー」
「残念ながら明日は大学なんですよねーまた今度泊まります」
そういうと顔をキラキラとさせる。
電車に乗り、発車の時まで、マホトさんは私の方を向いて口パクで話してくれていたし、発車した後もずっと手を振ってくれていた。
離れて寂しいと思ってしまうのは、友達、異性、どちらだろうか。
マホトさんのことを好きになってしまう可能性が怖い。
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りょん(プロフ) - ありがとうございます！リクエストなんですけどしばなんの女性YouTuber運動会のお話書いて欲しいです！よろしくお願いします！ (2020年2月26日 22時) (
レス) id: 8a75743a1a (このIDを非表示/違反報告)
美羽(プロフ) - りょんさん» 大丈夫ですよ〜ぜひぜひ！ (2020年2月24日 20時) (レス) id: 73cbae2840 (このIDを非表示/違反報告)
りょん(プロフ) - とても面白かったです！更新待ってます！突然なんですがリクエストって受け付けてますか？？ (2020年2月24日 16時) (レス) id: 8a75743a1a (このIDを非表示/違反報告)
あずま(プロフ) - 更新待ってマース！ (2019年5月4日 15時) (レス) id: 40fd5da7d9 (このIDを非表示/違反報告)
まりこ - 更新待ってますー！ (2018年11月20日 17時) (レス) id: b7f5b4cae1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美羽 | 作成日時：2017年11月13日 21時
