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二十二通目 ページ23
及川side
俺のクラスについて、自分の席のイスを引く。
がたん、という音と共にはらりと落ちたのは。
「……これか？例のラブレター」
「うん。それだよ」
マッキーの手に持たれていたのは、いつもと同じ封筒、いつもと同じ「及川先輩へ」と書かれたあの手紙。
「……開けてみろよ、及川」
「……え、あ、うん」
それを丁寧に開けてみると、綺麗な字で書かれた短い文章。
……今回も、名前はなし、か。
「あ、あんまり見るのは止めてよ……？」
「いや、お前が着いて来いって言ったんだろ」
俺から手紙を取って、手紙を見つめる3人。
マッキーとまっつんはともかく、岩ちゃんまで真剣に見てて……なんだろ、あの図。
しばらく、しんとその場が静まり返っていて。
一番に口を開いたのは、やっぱり。
「なあ、松」
「おう、花」
……え、どうしちゃったのこの2人。
真剣な眼差しで、お互いを見つめる2人は……
どことなく、楽しそうな顔をしてて。
……嫌な予感。
ラッキーアイテム
革ベルト
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46ねこ(プロフ) - 続編、出来ました。よろしくお願いします。 (2015年10月5日 22時) (携帯から) (
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作者名：すず乃&46ねこ | 作成日時：2015年9月7日 17時
