【ハイキュー！！】愛瀬ちゃんのこんぷれっくす［黒尾鉄朗］ (ページ16)

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１４こ目のこんぷれっくすページ16

＜孤爪side>

ム゛――ッム゛――ッ

ポケットの中でスマホが鳴った

ディスプレイを見ると、¨黒尾鉄朗¨の文字が映っていた

クロ、Aを見つけたのかな

受話をタップしてスマホを耳に当てると、いつもの聞きなれた声ではなかった

＜『あっ研磨？私、愛瀬Aなんだけどさ…』＞

クロの代わりに出たのはA

孤爪＜「A、クロのケ－タイからかけて来るなんて、どうしたの？」＞

＜『あっあのね研磨！黒尾、熱あるの！』＞

孤爪＜「…だろうね。だってクロ、A探しに行く前から結構しんどそうだったもん」＞

＜『えっ！？何でそれ分かってて止めなかったの！？』＞

孤爪＜「…だって、めんどくさかった」＞

孤爪＜「…俺がそっちに向かうから。Aはクロのケータイ持って、そこから動かないで」＞

＜『…わかった！でも、できるだけ早く来てね～』＞

孤爪＜「うん」＞

Aと会話を交わし、通話終了をタップした

＜『えっ！？何でそれ分かってて止めなかったの！？』＞

孤爪＜「…だって、めんどくさかった」＞

さっきはAにああ言ったけど、ホントは一回クロを止めた

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黒尾「俺、A探してくる！」

孤爪「…だめ。クロ、さっきからずっと具合悪いでしょ

　そんな身体で無理してA探し行ったら、クロ、倒れちゃうよ」

黒尾「…でも、それでも行く

　だってあいついねぇと、俺がバカにできる相手いねぇから」

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何言っても、クロ聞かないんだもん

なんだかんだでクロは、Aの事大好きだよね