狗巻ちゃんは人見知り【呪術廻戦】【ヒロアカ】 (ページ19)

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大丈夫ページ19

Aside

ベットに転がり込み深いため息をついた。

時計を見ると18時をまわっていた。

コンコンコン

誰だろう

A｢は、はい！｣

扉が開いた

ノックの主は兄だった

お兄ちゃんは私の顔を見るなり悲しそうな顔をしていた。

棘｢おかか…｣

お兄ちゃんは私の側まで来て、横に座った。

そして優しく抱きしめる。

お兄ちゃんが気に病む事ないのに

全部私が悪い。
私が不甲斐ないから…

A｢大丈夫だよ。お兄ちゃんは悪くないから…｣

抱きしめる兄の手は震えていた。

いたたまれなくなって背中をさする。

A｢本当に大丈夫なの。皆がいるもん。お兄ちゃんもいるから頑張れるよ。だから悲しそうな顔しないで？｣

兄は私を離して小さく頷き、微笑んだ。

すると兄は私の手を引いて部屋を出た。

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共同スペース

真希｢お、Aじゃないか、久しぶり｣

A｢！、真希ちゃん！｣

真希ちゃん達2年生とは入学する前から知っている。
だからあまり怖くない。

むしろ境遇が少し似ているから親近感さえある。

真希｢派手にやられたな。おいで｣

真希ちゃんはニコッと笑い手を広げる

その優しさに嬉しくなり飛び込んだ。
お胸が大きいなぁ(*´ω｀*)

真希｢メシは食べたか？｣

A｢まだ！｣

だろうなと言われ、パンダがグラタンを持ってきた。

パンダ｢俺特製グラタンだぞー｣

A｢笹入ってないよね？｣

パンダ｢なんだとー？失礼な奴だな普通のグラタンだ｣

他愛もない話をしていつの間にか暗い気持ちが無くなっていた。

だからだろうかお兄ちゃんの顔も明るくなった。

明日から頑張れるそんな気がした。

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翌日

A組の教室へ入ると開口一番に｢ほっぺたどうした！？｣と言われた

伏黒｢そこは触れるな｣

今日の付き添いは恵くん

A｢あはは、｣

恵くんの後ろに隠れながら気まずそうに笑った。

切島｢リカバリーガールのところ行かなくていいか？｣

皆心配そうにしているが私は大丈夫と答えた。

とうとう明日は体育祭。

皆少しピリピリしている。

今日の授業は早めに終わって明日に備えるらしい。

相澤から明日の打ち合わせがあると言われ会議室におもむいた。

ひえ、ヒーローがいっぱいいる。

教師はもちろんだが他事務所のヒーロー達もそろい踏みだ。

相変わらず私は兄と恵くんの後ろに隠れていたのだった。