狗巻ちゃんは人見知り【呪術廻戦】【ヒロアカ】 (ページ17)

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僕達が守るよページ17

五条side

棘からLI〇Eが来た

Aが実家に呼び出されたと…

そして迎えに行って欲しいと

棘は家の者から気安く近づくなと釘を刺されており、迎えに行けないのだとか。

本人も家のやり方が気に入らないようだが今はどうしようもない。

僕は快く了承した。

狗巻家の前で彼女を待っていると門が開いた。

……。

頬には殴られた痕、少し腫れ上がっていて痛々しい

僕は割れ物に触れるかのように優しく彼女の頬に手を添えて微笑む。

五条｢……。帰ろっかA｣

涙を流すAを優しく抱きしめた。

いつもなら怖がって逃げてしまうのだが彼女は僕を受け入れた。

車に乗り込んで高専へ向かう。

その間、Aはずっと僕に抱きついたまま静かに泣いていた。

棘と重ねているのか分からないが僕は落ち着くまでずっと彼女の頭を撫でていた。

そしていつの間にか彼女は眠りについた。

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五条｢A、着いたよ。起きて｣

A｢…ん、……あ、ごめんなさい私寝ちゃってた｣

沢山泣いて少しスッキリした顔をしている。

A｢先生、今回の任務…私1人で…｣

五条｢いや、このまま棘と続行だよ。どうせ狗巻家の御投手様はAの任務に棘が付き添いで受けているって言う解釈なんでしょ？

でもね、今回は゛たまたま゛棘が就いただけだから☆
高専の仕事に口出ししないで欲しいねって言っとくからさ笑｣

A｢あ、あはは…。ありがとうございます｣

やっぱり君は暗い顔してるより笑ってた方がいいよ。

高専にいる限り僕や棘達がキミを守るからね。

Aは自分の部屋へと戻って行った。

僕はもうひと仕事だね。

そう口にし、薄く笑った。