狗巻ちゃんは人見知り【呪術廻戦】【ヒロアカ】 (ページ9)

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糸ページ9

Aside

相澤に呼ばれ教室に入る。

俯いたまま、顔を上げることが出来ない…

相澤｢短期間だがA組に配属になった狗巻Aさんだ。仲良くしてやれ｣

な、何か言わなきゃ、言わないと

A｢……あ、の、うぅ……よろし、く｣

制服の裾を掴んだ手は、手汗でぐっしょり。

きっと顔も青いだろう。

体が震える。

上鳴｢可愛いな！俺上鳴電気！後でお茶しない？｣

蛙吹｢上鳴ちゃん、彼女ビックリしているわ自重して。蛙吹梅雨よ梅雨ちゃんと呼んで｣

芦戸｢ねぇねぇ、どこから来たの？それ前の学校の制服？あ、私芦戸三奈ね！｣

A｢うっ、あ……｣

どうしよう、上手く言葉が出ない。

爆豪｢てめぇもっとはっきり喋れ！個性はなんだ！？｣

プチン……

頭の中で糸が切れたような音がした。

私は俯いて大粒の涙を流していた。

それは滝のように流れ、止まらない

相澤｢お、おい…！？誰か2年B組に行ってこいつの兄貴呼んでこい。｣

廊下側にいた麗日が私が行くと告げ、走って行ってしまった。

しばらくして棘が駆け込んで来た。

棘｢高菜！｣

A組((高菜！？))

A｢お兄ちゃんっ！｣

ようやく言葉が出た

抱きしめられ涙も止まった。

が、緊張の糸が切れたのか力が抜け落ち、意識を手放した。

皆が心配そうにしている。

棘はスマホを取り出し、相澤に保健室へ連れていくと伝えた。

相澤｢わかった。麗日そのまま保健室へ案内してあげろ｣

麗日｢は、はい！｣

私は棘に抱えられ、教室を出た。

瀬呂｢あーあ、爆豪泣かせた。｣

爆豪｢ああ！？個性聞いただけだろうが！！｣

飯田｢言い方の問題だと思うぞ！？｣

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,

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保健室――

リカバリー｢おやおや転校初日に大変だねぇ｣

棘｢シャケ｣

ベッドの上に寝かせ、スマホを取る

棘は五条に連絡を入れた。

Aが倒れたので別の対策を考えてくれ、と

さとるマジかー、やっぱりハードル高すぎたね

とげ当たり前でしょ、荒療治過ぎます

さとるごめんごめん明日から何とかするよ

とげあと、一時的に雄英生徒になるって聞いてませんけど?

さとるあ、言うの忘れてたごめん(ﾉ≧ڡ≦☆)

棘｢おかか…｣( #`꒳´ )